ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

コスタリカの旅 ①熱帯雨林気候


上の写真は宿のダイニングエリアで朝食をとっていた時、テラスの近くの木に止まっているオオハシを見つけて撮ったものです。下はその拡大写真。


さて、旅は準備万端のつもりでいても何か忘れたり思い違いしていたりすることがあります。今回のコスタリカの旅は、出かける間際まで風邪が治らずにいたので、旅の準備不足が多かったです。

海外の旅ではその国のプラグの差込口の形と電圧のチェックをします。コスタリカは米国と同じでしたので差込の用意は不要で助かりました。

携帯電話は国際用を持って行き、現地でシムカードを買います。コスタリカのカードは欧州より安かったです。いつも結局ほとんど使うことはないのですが、知らない土地で迷ったり、山奥でパンクしたりした時の保険料と考えれば安上がりです。

今回、コスタリカ北部の天候気候についてかなり空振りしました。レインフォーレストはプエルトリコに行った時に経験していたので、今回もプエルトリコと同じだろうと単純に思い込んでいました。ところがコスタリカ北部の山は朝晩冷えました。寒いくらいです。そして毎日シャワー、豪雨。私は雨具と防寒具の準備を怠っていたことに気が付きました。因みに、コスタリカでも西部のビーチリゾート地域は雨が少なく砂漠の暑さで、雨具も防寒具も要りません。旅の準備は難しいですね。

着いて4日間は毎日雨でした。薄手のプラスチックレインコートは必須用品でしたが持って行きませんでした(涙)。日差しを避けるバイザーと日焼け止めのクリームを持って行きましたが、殆どが雨林の中で必要ありませんでした(笑)。ま、私の場合、濡れても差し支えない綿のボロ服ばかりだし、昼間は熱帯地方の暑さがありますので雨に濡れても寒くありません。ハイキングの途中でずぶ濡れになった私の写真を撮って、相棒は「これも思い出の一つだね」と笑いました。

宿泊したB&B、Villa Decaryは文句なく素晴らしい所でした。ただし、テレビもラジオも電話もないのは構わなかったのですが、アイロンやヘアドライヤーも付いておらず、バスにはシャンプーとリンスもありません。ちょっと意外でした。ま、シャンプーとリンスはトラベルサイズを持ってきていましたし、となり町に行けばスーパーで買うことも出来ました。ヘアドライヤーは諦めて使わず、洗い髪のまま自然乾燥させました。まだパーマが完全に落ちていなかったので、乾いてもベタンとならずに何とかなり助かりました。

ホテルで貸してくれた傘を宿泊中ずっと借りっ放しで使っていました。もう1つホテルで貸してくれた懐中電灯もずっと借りっ放しにしていました。山奥の雨林地帯の夜は早いのです。5時には真っ暗になります。小高い丘のホテルの敷地は高低あり薮ありで懐中電灯なしでは歩けません。

熱帯でも山奥の夜は冷えます。昼間開け放していた窓をみな閉めて寝ないと寒いのです。寒いだけでなく湿気がありました。洗濯して乾かした筈のシーツが、ヒヤッ、ジトーッとして、あまり気持のいいものではありません。寒いので毛布をかけて寝ました。