ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

 NYはマスクをしない

この冬、ニューヨーク市内で妙なフルー(流感)が蔓延っております。私も、2度も感染してしまいました。1度治りかけたフルーがぶり返し、先週はチト苦しい日が続きました。喉をやられて痰や咳がひどく、咳込むと圧力で目玉が飛び出しそうになり頭痛がしてきます。

何というか、筋肉が壊れてしまったような、うまく表現するのに困る鈍痛が体のあちこちにあり、何をするのも億劫になってしまいます。きのうあたりから症状も少しずつ軽くなってきておりますので、これで免疫ができてくれるといいと思っています。

悪いことにNY市は今、フルーと平行して、腹痛や下痢をともなうノロヴィールスが市民を襲っているということです。私にフルーをうつしたのは相棒。相棒は勤務先の同僚からうつされました。相棒の同僚の中にノロヴィールスにやられた人がいて、相棒がいつそのノロを私に運んで来るか分かりません。油断禁物です。


今ふと思ったのですが、NYの人たちはマスクをしません。この点、他人への考慮が皆無です。街角でクシャミや咳などそのまま噴出していて、私はとても嫌です。喉の弱い私はすぐ感染するから迷惑千万なのです。その上、馬鹿馬鹿しいことに、クシャミをした人に God bless you などと言ってあげたりします。ジョーダンじゃない! バスなどでクシャミをする人がいると私がとても嫌な顔をしてハンカチで鼻を押さえて息を止めたりするのを相棒がみて苦笑いするのですが、私は真剣です。風邪がうつったら惨めになるのは私なのですから。