ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

耳順

私はスペルをすぐ忘れます。下欄のタイトルにCheapと綴るところをCheepにして気が付かずにいました。今タイトルをボーッと見ていて、アレッ、ナンかへんだなと思いました。スペル間違いは年がら年中やってます。今はスペルチェックという便利なものがあるのでとても助かりますが、それでも時々こうやって「ドジ漏れ」があります(笑)。

スペルだけでなく発音もおかしい私です。昔はLとRの区別がついたような気がしますが、今はいっそう区別がつかなくなっている自分に気がつきました。聴力が鈍ってきたのか、昔から区別がつかないのについていると思い込んでいたのか、その両方なのか...。

この間、相棒と一緒に自分たちのビデオをみていました。最近は自分の喋っているビデオをみることが出来るので、自分というものを第三者的に見ることができますね。すると、自分の知らなかった癖なども見えて、嫌になってきます(笑)。私は話す時に上目使いに目を瞬(しばたた)くことがあり、みっともないと気が付きました。私の話す英語は日本人によくあるイントネーション訛りが耳障りです。自分では、これほど訛っていると知らずにいました。自分で喋っている時に聞こえているものとまるで違うので、目からウロコ...耳からウロコ?

孔子が言う六十歳は「耳順」だそうですね。「他人の意見に反発を感じず、素直に耳を傾けられるようになる」ということだそうです。私は他人と会って話す機会が少ないので、自分を第三者的にみて、つまり他人になって意見することをしなければなりません。かなり苦しいですが、少しずつ慣れてきました。

自分を知れば知るほど恥ずかしくなってきますねぇ。こうやってブログを書いていることもだんだんおこがましくなってきます。本当に自分を知った時はもう書けなくなっていると思います。今は、まだまだ自分を知らないのでこうやって書いていられるんですねぇ。