ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

Mud 観ました

おとといの金曜日、ハナキンを楽しみたい相棒と一緒に、食後、映画館にぶらっと行ってみました。特に見たい作品もなかったのですが、そのなかでMudとRenoirがあり、この2つなら、まぁ見てもいいと思いました。それで、開演時間がすぐだったMudを見ることにしました。


マシュー・マコノヘイのクラシックな俳優顔は希少です。芝居が上手いのか上手くないのか分かりませんが、チャーミングな南部訛りで、見せてくれます。主演の男の子もたいへんな美少年で、私はその唇の形に見惚れていました(笑)。南部アーカンサーのミシシッピー河沿いの薄汚れた町が舞台で、訛りの強い汚れ役を美形な連中が演じているのが救われます。汚いところに本当に汚い連中がやっていたら救いようがありませんから(笑)。話はトムソーヤの冒険現代版といったところです。

[余談] 私が「俳優顔」というのは、ただ美しいとかハンサムというのではなく、彫りや造りに独特の味があり、スクリーンに出ると存在感のある顔のことです。昔の俳優にはそういう人が多かったですが、今はハンサムでも「隣のハナタレ小僧」みたいな顔の俳優が多いように思います(笑)。