ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

セントルシアの旅①:雑感

今年2013年最初の休日旅行メモリアルデーは5月25日から29日までカリブ海の熱帯雨林の小島セントルシアを訪れました。「雨林」とはよく言ったもので、コスタリカでもそうでしたが、滞在中、毎日シャワーやスコールに見舞われました。でも雨の合間に、ハイクや温泉やシュノーケルなどを楽しむことができました。

私たちの訪れたスフレール(スフリエール?)の町は観光地化しておらず、町中で近寄ってくる人たちは押売りをするのではなく観光客を助けようとする親切さからがほとんどでした。愛想も良かったです。車で町をいくと笑顔で手を振る人さえいました。

島の道路は一方通行のように狭い対面通行で、また英領だった頃の名残りでこの地は左側通行運転 (ハンドルは車の右側) のため相棒は慣れなくてオタオタと遠慮しがちに運転していると、町の人が必ず手を上げて「来い来い」とか「行け行け」と合図してくれます。何匹かの野良犬が、道端に寝そべっていたり道の真ん中を平気で歩き回ったりして、車が来ても退こうとせず、慣れない運転手をますます困らせるものでした。(写真は借り物ですが、道の狭さが分かります。こんな感じなのに、狭い道に駐車している車もあり、どうやって通るのかと呆れるほどです。)

セントルシアの若い女性は、私が見た限りではセクシーな美人が多いように思いました。着ているものもシンプルでステキでした。レストランのウェイトレスなども笑顔を絶やさず、しなやかなでステキな応対をしてくれました。

5月末はドライシーズンになるはずでしたが、毎日、シャワーやスコールが続きました。雨の合間に太陽が顔を出すのですが、またすぐ雲って雨になります。この島の美しく豊かな熱帯植物を思うと、この雨にも納得します。島を歩けば、そこかしこに花が咲いています。バナナ、パパイア、アボカド、カシュー、アーモンド、グァバ、ブレッドナッツ、ココアなどが実っていて心豊かにしてくれます。家なんかボロでも、洋服なんかシンプルでも、その辺にフルーツがたくさん実っていて、もぎ取って食べるような平和な生活に出あうと、NYの都会の生活は、何かぎごちなさや無理があって心が貧弱になっていると改めて感じます。