ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ローかストの花と実

4日前の月曜日の午後、蒸し暑いマンハッタンの街に買物に出ました。熱気でサングラスが曇り、鼻梁のスムーズな(つまり低い)私は、汗で滑ってズリ落ちるメガネを上げ直し、重いショッピングバッグを持ち直し、何度も止まって休み休み歩いて帰ってきました。老いのせいか買物は1軒するとクタビレてしまう私ですが、食品の買出しの他に処方箋薬を取りに行くため、無理して2軒行きました。


薬局に行く途中、いつも眺めるローカストの木を見上げると、葉の間に何やら可愛らしい花が咲いていて、つい足を止めて眺めていました。

ローカストはマメ科のようで、大きな、さやえんどうの化け物みたいな実をぶら下げているのをよく見かけますが、花に気が付いたのはこの日が初めてです。先の方にある木には巨大な鞘豆がぶら下がっていました。
いつもその辺で地面を歩いて私を馬鹿にしたような目でみるコマドリも、きょうはあまりに暑いのか、見当たりませんでした。きっと高い木の上で涼んでいるのでしょう。


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