ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

Gray-Faced-Buzzard

相棒は、時々、私のブログを見ています。日本語は読めないのですが、インターネットの無料翻訳ツールを使って、大まかな内容を掴むらしいのです。

この無料翻訳ツールが爆笑モノ。 文脈に関係なく単語を訳して並べていくので原文とかなりかけ離れた内容になるのです。相棒は状況が分かっているので私の書くことを理解できますが、知らない人はまったくワケが分からないことになると思います。

夕べも、ページに貼り付けた私の歯の写真を見て、相棒はだいたいの内容を理解したようですが、私に「ホラ、翻訳ツールでは、こういうことになるんだよ」と訳をみせてくれました。日本語は主語を略することが多いので訳の置き換えが難しいようです。「私」のはずが「あなた」と推察して訳してありました(笑)。

そして、不思議な言葉を見つけたのです。Gray-Faced-Buzzardとあるのです。相棒がBuzzardはハゲタカの一種だというのです。「へ?鳥のことなんぞ書かなかったぞ」という私に相棒は「インプラントの訳だよ。日本語で何というんだ?」と訊くので、私は「擬歯のことかな?」と自分の書いた文章を忘れて答えました。

Gray-Faced Buzzardは日本語でサシバ(差羽、鸇)と呼ばれるタカ科の鳥のことでした。「ああ、サシバ(差歯)を英訳したんだぁ」と分かって、相棒と一緒にゲラゲラ笑いました。っとは言え、日本人であるワタクシめが、サシバという鳥を知らないことの方が恥ずかしいのかも知れません。タカ科らしく凛々しい顔付きの鳥です。