ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ちょっとホロッとしたこと

先日、相棒が仕事の途中で私を救急病院へ連れて行ってくれたのですが、私の様子が只事でなかったのか、かなり慌ててオフィスを出たようです。
翌日、相棒がいつものように遅くまで残業していると、掃除のおばさんがやって来て「きのう、何かあったの?」と訊いたそうです。普段気安く話しかけることをしない相棒ですので「えっ?」という顔をしたら「早く帰る時は机がきれいになっているのに、昨日は机に書類やコーヒー飲み残しのカップまであったので、きっと何かあったんだろうと思った」とおばさんが言ったそうです。心配してくれるおばさんにホロッとした相棒は、いつになく気持を開いたようで、私の腰痛や病院でのことなどを話したようです。ついでに携帯にファイルしてある私の写真も見せたらしく、おばさんが「こんな若い65歳はみたことない、ウソだろう」と言ってくれたと喜んでました。相棒は「普段、気にかけていないような人が他人のことを心配してくれるなんて」とおばさんの優しさに心動かされたようでした。私もホロッとしました。