ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

骨はボロボロ、筋肉テロテロ

ヘルニア後のセラピに通い始めましたが、若い頃には平気だった簡単な運動がとてもキツクて、顔が引き攣り「グワッ」とか唸り声を発しながら身体を動かしていました。セラピストは「65歳なんてまだ若い若い。そんなに突っ張らずに出来ないものかね」などと無責任なことを言ってました。「60過ぎたら身体は若くないよ。その時が来たら分かる」と言いたかったです。

背中を下にして寝た状態で足を直角に上げる運動では、足が真っ直ぐにならず少し曲がったままで、それを真っ直ぐにすると足の裏側が攣って痛くなります。お腹を下にして寝た状態で足を反らせる運動では腰が痛くなり、お腹の筋肉が弱くてテロテロで反らせる角度も180度に近いまま。自分でも何でこんなに筋肉がなくなってしまったんだろうと悲しくなりました。一番辛いのは背中を下にしてお腹を上に反らせるブリッジで、どうしてもお腹が上がりません。ウンウン唸っていたら、セラピストが「もっと頑張って上に反らせるように」と指導してきました。その時「ワタシャ歳だから。。。」と呟いたらセラピストに「65歳なんて若い若い」と言われたのです。

全部で7つの運動があります。家でも日に2回か3回繰り返し運動しなければならないのですが、1回で疲れてしまいます。足の痺れは前と変わらないような気もすれば、少し軽くなったような気もします。つまり悪化していないということだと思います。

身体の中は見えないので、つい酷使してしまいますが、60過ぎれば骨はボロボロ、筋肉テロテロ、脂肪ばかりが邪魔をする身体になっていますから、本当に気をつけないといけません。内臓も60数年動き続けてきて、どんなに疲れているかと思います。
形あるものすべて壊れる。。。覚悟していなければなりません。