ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

2015年年末ポルトガルの旅

これでも旅の話はかなり端折って書いているつもりです。写真は旅ごとに2000枚近く撮っており、その中から気持の伝わりそうなものを数枚紹介しながら書いていますが選択がなかなか難しい(笑)。

今度も雨の多い季節だったので、ほとんど毎日雨に降られましたが、旅の面白さは変わりませんでした。

リスボンの町 
① Sao Jorge城跡
着いた日、ホテルで少し休んでから、窓から見えるSao Jorge城跡を訪れることにしました。
(写真はホテルの窓から見たSao Jorge城跡)
ホテルのコンシアージに、歩くのは大変だからバスを使ったほうがいいと言われたのですが、町を見物がてらゆっくり歩いて行くことにしました。
坂道また坂道とこんなに坂道が続くところも珍しいです。

靴が直ぐ傷みそうなゴツゴツしたカブルストーンの道を上っていくと、途中に港の町が見渡せる展望台に出ました。そこで南欧の雰囲気いっぱいの赤い屋根の波を眺めました。
そこからさらに急坂を上って細い坂道に入ると、やっと城の門らしきものが見え、その門の中に入ると土産屋やレストランが集まる小さな町がありました。それを気にせずまた坂道を上っていくと、やっと城跡の入口に着きました。城内は公園のような感じでした。高台なのでリスポンの町全体が見渡せます。

そして城内にはなぜか孔雀が放し飼いになっていました。5、6羽の雄雌孔雀が歩いているのをみて、動物園では珍しくもない鳥なのに私は写真を取りまくりました。午後遅くに来たのですぐ閉まる時間になってしまい少し残念でした。

帰りは、狭い急坂を降りていく途中にRoyal Fadoというライブのファドが聴ける小さなレストランがあり、感じのいい店だったので、そこで夕食をすることにしました。歌手はドラ声で、ファドらしい哀愁がなかったのですが、それでも楽しく聴きながら美味しい海鮮シチューをじっくり味わいました。