ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

レイバーデー休日、夏の終わりの旅 Nova Scotia (2)

2日目 [ポートランドMA (米) → ヤーマスNS (加) ]

朝11時発のフェリーですが遅くとも10時15分までには船着場のパーキングで待機していなければなりません。ノバスコシアはカナダ、一応外国(笑)なので今はパスポートが必要。昔はドライバーズライセンスぐらいで簡単に往来できたフレンドリーなカナダでしたが、最近はテロ横行のためか国境も厳しくなりました。乗船時、書類点検などに少し時間がかかるので早めに待機する必要があるようです。

私たちは9時過ぎに着きましたが、既にかなりの車が列を作っていました。フェリーは The CAT というカタマラン型の大型船。車のキャパは100台か200台、どちらか忘れました。

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船内はテーブルとイスのラウンジが船の前後の部屋にあり、ラウンジに挟まれるようにして中央の部屋には飛行機の座席のような、しかし飛行機よりずっとゆったりとした席が並んでいました。私たちは最初ラウンジで窓からの景色を眺め、あとで中央の座席に座ってウトウトしました。ラウンジの窓からホンの一瞬ですがクジラやイルカが泳いているのを見かけました。

ヤーマス(Yarmouth)までは6時間半かかりました。ヤーマスに一泊。この町は商業化しておらず、いわゆるdown to earth、ごく普通の人間が住むような落ち着いた、とても好ましい港町でした。ホテル近くの水際のレストランで夕食をとりました。席が空くまで20分ぐらいだというので、テラスで待つことにしました。ちょうどサンセットの時刻で夕日がきれいでした。テラスの向こうでライブミュージック(ウェスタン)が聞こえてきて、それを楽しく聴いていたら待ち時間はすぐ過ぎてしまいました。