ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ローズヒップ

YouTubeで推理ドラマを見ていたらバラの香りの話が出てきました。それでふとハマナスのことを思い出しました。海岸に行くと見かける植物。バラ科であるのにナスとはこれ如何に。

ハマナスの香りで一番印象に残っているのはメイン州バーハーバー西にあるバスハーバーという灯台のある岬。風が吹くたび、とてもよい香りが漂い、いつまでもそこに留まりたくなる岬です。

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今回のノバスコシアの旅でもよく見かけました。ハマナスはRugosaとかBeach Roseとか呼ぶらしいです。特にケープフォシュにはたくさん咲いていて小粒のトマトかと思うほど大きなローズヒップが実っていました。そこのヒップを二つほど拾って車のコンパートメントに入れて置いたのを忘れていました。家で育ててみようかと思ったのです。

実(じつ)は大変言いにくいことなのですが、セントルシアのアーモンドをダメにしてしまったのです。それで土の残った大きな植木鉢があるので、そこでハマナスを育ててみようと思ったのです。

一所懸命育てて大きくなる度喜んでいたアーモンドでしたが、あまりに背が高くなり天井に届いたら困ると思って剪定?してしまったら、それからもうまったく反応しなくなり、葉が次々に落ちてダメになってしまいました。もう心からアーモンドに申し訳なく悲しくて一年ほど口に出来ずにいました。

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余談ですが、ケープフォシュにはモナーク(オオカバマダラ)に似た蝶がたくさん舞っていました。「ちょっとそこで止まってぇ」と頼んだら止まってくれたので羽を広げているところ一枚撮れました。この写真、拡大してません。モナーク蝶とは模様が違いますね。ちょっと蛾に近いかな。でも羽を縦に閉じて止まってたから蝶です。

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