ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

味見ができない

インビザラインを嵌めて、最初の1週間はプラスティックの部分が舌や口の中の粘膜に当たって痛かったです。2週間目にはいり、やっと慣れてきました。それでも口の中の異物感はあります。
インビザラインについて、私が勝手に思い込んでいたことが多くありました。
まず、歯並びを直すのは下の方だけなので、インビザも下だけ嵌めると思っていたのです。ところが、やはり上下同時にアラインメントしていく必要があるらしく、上と下にきっちり嵌めるはめになりました。
次に、インビザを嵌めたまま食事が出来ると思っていました。しかし、いちいち外して食べなければなりません。そして嵌め直す前にいちいち歯を磨きます。
飲み物などは自由に飲めるのだと思っていました。しかし、水以外の飲み物の時も外さなければなりません。コーヒーやジュースなど自由に飲めなくなりました。ジュースぐらいでまた歯を磨いて再び嵌め直すのがバカバカしい。
一番びっくりしたのは嵌めている時間。一日22時間嵌めているということ。つまり食事の時に外せる時間は2時間という計算になります。これには焦りました。今のところ20〜21時間は嵌めていると思いますが、22時間を守るのはかなり厳しいです。
インビザラインを嵌めてから主婦は不便だと感じた事があります。料理をしていて味見が出来ないことです。目分量で料理する私なので、塩味が足りているかいないか味見をしないと分かりません。「インビザラインを外して味見すればいいじゃない」と思われるでしょうが、それがとても面倒なのです。料理している間、インビザを外していたら終わるまでに1時間ほどかかってしまいそうです。味見のために外す時間に1時間も使うこと自分の食事の時間があまりにも短くなってしまいます。
これは不平不満でなく、ただ覚書のために書い置きたいと思っています。このぐらいのことは我慢しなければならないと思っています。