辛いチベッタンスープ
さて機内でオレンジジュースを飲んでから持病の頭痛がはじまり、Flagstaffのホテルに着いてもまだとても苦しくて、食欲ないまま夕食に出かけました。
近くのチベット料理屋で辛いヌードルスープを注文。ウェイターに「1から5までの辛さがあります」と言われて4の辛さを頼みました。2か3にすればよかったと後悔先に立たず、8割方スープを残しました。相棒は同じ辛さで完食。これほど辛いスープを食べられる米国人は相棒ぐらいなもの。店のマネジャーみたいな人が、スープに対する私の反応を「おいしいか?おいしいか?」と何度も訊いてきました。私をチベット人だと思ったのでしょうか。そう言えば、私たちのテーブルの左の壁にチベット民族衣装を纏った女性が描かれた額がかかっていて、その女性が何やら私に似ていたせいかも知れないと勘ぐってもみました。
クレーター見学と天文台訪問
翌朝、少し頭痛が残ったまま、古代に隕石が落ちて出来たと言われるクレーターを見に行きました。見物をしている内に頭痛は少しずつ和らいできました。
このクレーターは思っていたほど大きくなく、ま、そうは言っても大きなスポーツスタジアムが数十個すっぽり入るおおきさだそうですが、特に印象深くもありませんでした。25年前訪れたイスラエルで、巨大なクレーターを見ていますし、デスバレーでもこれより大きく美しいクレーターを見ていますので、そちらの印象が強く残っているためかも知れません。
一度ホテルに戻って休んでから、夕方、天文台へ出かけ、星雲と天体の説明会が始まる8時半まで時間潰しにアチコチ見学しました。この天文台には冥王星を最初に見つけた天体望遠鏡があり、冥王星が惑星から準惑星に格下げされたことを残念がる様子がありました。左がその望遠鏡です。
星座の説明のあとのQ&Aで「こぐま座とおおぐま座の位置関係からの北極星の探し方」を質問したら「今の時期はカシオペア座からも探せますよ」と2つの方法を教えてもらいました。
ホテルの可愛いサービス
可笑しくて笑い転げてしまったのはホテルに戻ってベッドを見た時です。
なんだかベッドの上に何かが散らかっているようなのです。
よぉーく見たら、飴がアチコチに置かれていたのです。こんな可愛いことをするホテルは初めてす。多分クリスマスイブのギフトのつもりだったのだと思います。