ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

老婆の自覚

最近とみに老い込みが追い込んできました。そういう年齢になったのでしょう。いつも思うのが例のthreshold(限界、敷居)です。例えば50歳になったその時はまだその気にならず、何年か経って50歳代を感じるその時がthreshold。今68歳になって、やっと老人である自分に気が付き、これが私にとって老人となるthresholdだと感じました。今まではババァババァと言いながら老人である自覚がなかったのですが、その時がやって来ました。この後にまた次なる老いがくるのでしょうねぇ。大丈夫かなぁ、ワタシャ。

鏡に映る自分の姿をしげしげとみてみると老婆になっていました(←当たり前)。昔は肥満してもウェストに脂肪がつかなかったのですが、今はビヤ樽ポルカ。しかし、髪型は昔のままミディアムストレートにしているので、顔がババァで髪型が少女だと今頃気が付きました。

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昔、白粉(おしろい)が浮いているような老婆がストレートの髪型をしているのをみてゾッとした自分ですが、そのゾッとした姿に自分がなってきたと、やっと気が付きました。そろそろババァ用髪型に変えて、老婆のように振舞わねばなりません。ウェイブをかけようかな。耳を出さないのは幅を隠すためだけど、老いたら耳を出した方がいいかな。

この間バスに乗ったら、前の席の人が立とうとしていたので「よほどヨボヨボババァに見えたんだなぁ」と自分の自覚の足らなさに気が付いた次第です。