ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

開花の兆し

東京は今が桜の見ごろのようですね。NY市はまだです。先週末にセントラルパークを横切った時に見た桜の枝には緑色の蕾が固くありました。それがほころびるのはあと2週間、満開となるには3週間ほどかかりそう。緯度が2~3度南のワシントンDCの桜は来週辺り見ごろになるという予報がでています。

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桜はまだでしたが、葉がなく黄色い花だけがコロコロと丸く枝に咲いている木をセントラルパークで見かけました。あとで調べたらサンシュユ(山茱萸)というらしいと分かりました。英語では学名がCornus masというらしいけれど、巷の呼び名は知りません。ドッグウッドの一種らしく、秋には赤い実をつけるとありました。サンシュユの樹皮には乳酸菌のようなものが含まれていて、枝や葉を牛乳に漬けるとヨーグルトができるとか。ちょっと興味深いです。

 桜の開花を今か今かと待っている間は長いのですが、桜が咲くとNY市の春はアッと言う間に過ぎて行きます。桜のあとに良い香りを楽しませてくれるライラックや藤の花が咲き、束の間の春は夏とバトンタッチ。