籠った気持

最近、こうなることが多くなっています。

買物に行く支度をしたあと、小腹が空いて、何か食べてから出かけようとして食べ終わったら急に「買物は今日でなくてもいいんだ」と思って、外出を止めてしまうのです。何でこうなるのか、何かがストンと落ちたように必要なものごとが思い出せなくなります。

もうすぐなくなりそうな食料を買い足すために買物をしようと思っていたわけです。しかし、なければないで済みそうな気がして、買物に出る必要を感じなくなります。そして、出かけないとなると外界を遮断した籠った気持に戻るのです。

この籠った気持とは孤独な老人によく起こるもののような気がします。孤独といっても寂しいものではなく、静かで平和なものです。他人との接触がないと摩擦も起きないので平和なのです。こんな状態でいると、人との交流がぎごちなくなりますが、そこは若い頃と違って気にならなくなってきます。この世とおさらばするのが近くなってくると、人との交流やら軋轢やらシガラミやらに特に意味がなくなってしまうようです。