ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

Cotswolds AONB への旅 -その8 コッツウォルズAONBハイグローブ(ハイグローヴ)邸ロイアルガーデン

ハイグローブ邸ロイアルガーデン

コッツウォルズにはチャールズ皇子の個人宅であるハイグローブ邸があります。植物の好きなチャールズ皇子はこの家の周りの広大な土地を庭として、色々な植物を植えて育てています。勿論ガーディナーを雇って管理していますが、自分でもしっかり見回りをして、どこに何を植えるかとか、庭木のデザインとか彫刻の位置とか、土の質などに毎日携わっているそうです。

この庭を見学するには予約を入れておく必要があります。私たちも数カ月前に予約を入れて置きました。なかなか見ごたえのあるよい庭でした。

今のチャールズ皇子は王位継承すればチャールズ三世。先代のチャールズ二世が革命時に上って隠れたという樫の木の種から育った樫の木が庭にあります。そのチャールズ二世が当時仕立屋にユニフォームを作らせた後、革命軍に追われて逃亡せねばならず、未払いとなった代金を300年以上経った後、今のチャールズ(三世)がその仕立屋の子孫に支払いを済ませたとか。

さて、ロイアルガーデン内では一般の人の写真撮影が禁止されていますので、ここに紹介できる写真はありません。

ガイドさんと一緒に20人ぐらいのグループで廻っていましたが、途中、とてもステキな草原というか野原というか、が見えました。

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緑色の草の上にバターカップの花が黄色い星を散りばめたようにあり、そこに、白い馬がいたのです。その彩の美しさといったら現実とは思えませんでした。写真に収めたい!なんで写真を撮っちゃいかんのよ....残念無念の思いでした。

写真に撮れないなら頭の中に印象を残しておこうと思いました。そして戻ってから、あの色合いをもう一度表現することに努力しました。充分とは言えませんが七割ぐらい、こんな感じという印象を描いてみました。(私のイラストはマウスのみで描いていますので幼稚な感があります)

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最後にハイグローブ邸を背景にして、許可を持っているカメラマンに相棒と二人で記念写真を撮ってもらいました。あとでインターネットで写真の確認をして注文するシステムです。馬鹿みたいに高い値段でしたが、記念なので購入しました。今、自宅に飾ってあります。