ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

Cotswolds AONB への旅 -その9 コッツウォルズAONB バース

バース

コッツウォルズのあとは南に下ってバースに泊まりました。定番のローマンバスを見学し、近くにある温泉スパで楽しみました。

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ローマンバスは町の中央にありました。

←写真は入口近くのゲイト。ゲイトの右側がローマンバスの建物。

 

 

 

 

 

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建物の中はミュージアムになっていて、当時の地下の様子も見られるようになっており、今も温泉が湧き出ていました。

 

 

 

 

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グレートプールと呼ばれるグリーンのプールに行きつくには階上の展示物を全部見ながら下りていくことになります。

 

 

 

 

 

f:id:nykanjin:20180622041914j:plain最後に温泉水を飲むことが出来ます。三角錐の紙コップが設置されていました。相棒は試飲していましたが、私はちょっと舌をつけただけで止めました。

相棒によるとあとで温泉水の効果があったそうです。お通じがよくなったんだとか。

 

 

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温泉スパはローマンバスから1ブロックほどの所にあり、地下と屋上に温泉プール、二階にスチームルームとサウナが設置されています。右の屋上の温泉の写真はウェブから借りてきました。ぬるくて温泉という感じがまったくしなかったです。それでも屋上のプールに行ったり地下に行ったりサウナに行ったり、制限時間2時間を充分駆使しました。 

 

バースで有名な建築物がサカスとロイアルクレッセントと呼ばれる弓型の建物です。18世紀に建てられたそうです。ロイアルクレッセントは下の写真のように非常に 壮観です。今は高級コンドになっているようです。サカスはこれより小規模で弓型の建物が3つ円形を囲むようにあります。

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凄かったのは私たちがクレッセントを訪れた時、目の前の広場に学生たちがパーティに行くような服装をして鳥の群集のように大勢集まっていたことです。シャンパンの瓶を持って既に出来上がっている学生も少なからずいました。またファイナルイグザムが終わったお祝いかと思ったのですが、そうでもないようです。

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 空を見上げるとドローンが3台ほど飛んでいました。上空から群集のビデオを撮っていたのだと思います。

←写真はその3台の内の1台。

 

 

バースで目に付いたのは建物の屋上にある幾何学的な形の煙突(写真下)。長方形の石の煙突の上に小さな円錐形の煙突が幾つも並んでいて、それがユニットになってまたズラリと並んでいるのが壮観でした。多分、円錐形の煙突は各階の部屋の暖炉の数だけあるのでしょう。

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バースを流れるエイボン川には石造りの橋、ポルトニー橋があります。橋の上に商店が連なる、フィレンツェのポンテヴェキオと同じ構造の橋です。写真下のように川向こうの外側から見ると立派な石造りの橋です。しかし、実際に橋について渡ってみると、商店に遮られて川が見えず、ごく普通の通りにしか思えないのが不思議です。

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 橋の手前の川には楕円形を半分にしたような構造の段々があります。これで水量を調節するそうです。

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バースの町の洋品店にはどこもステキなドレスがたくさんありました。

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夏物ドレスの材質は綿や麻かその混紡、デザインはシンプルでしかも洗練されていて、色合いも複雑な渋さがあり、縫製もしっかりしていました。

草色の水玉模様で麻のドレスを見つけて、とても欲しかったのですが、こんな肥満体では着ることも出来ないので諦めました。

NYでは夏物でも汗を吸わない化繊で、デサインも幼稚で余計なモノが付いていたリ、要らない所に穴が開いていたり、色はケバケバした原色で、縫製も荒いミシン掛けが露わになっていて、ほずれた糸を引っ張ったらペロペロペロッと縫い目の糸が抜けていってしまうような、なさけないドレスが多いのです。