The Happy Prince 観ました

The Happy Prince

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19世紀後半に人気のあった戯曲家オスカーワイルドが刑期を終えてから死ぬまでの2~3年ほどの間の話。

ジョージ・バナード・ショーと共にオスカーワイルドの言葉もよく引用されるため私は名前だけは知っていました。

これは相棒からの又聞きですが、当時、ホモセクシュアリティは法律違反であったそうです。ただし売春と同じで見て見ぬふりされることが一般的で、ワイルドが実刑に処せられたのはホモ行為そのものより、それを否定して告訴し、ウソがバレ、法廷で虚偽の証言をしたことへの刑罰でした。

この作品では、芸術家の自己中心的で弱い性格を全面に出しており、誠実さのないオスカーワイルドの人間性に気分が悪くなりました。また、ワイルドを演じる俳優の顔にも声にも魅力がないように感じました。当時、彼に人気があったのは、態度や語り口にもっと魅力があったからではないだろうかと思うのですが、それがうまく演出されていませんでした。

The Happy Priceとは、子供の頃読んだ童話「幸せの王子」のことだったと気がつきました。あの童話の作者がオスカーワイルドだったのかと今更ながら驚きました。自分の性格とは正反対の慈悲深い王子をオスカーワイルドは求めていたのでしょうかしらん。