週末に2本観ました

The Guilty (原題Den skyldige)

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デンマーク作品。デンマークの救急連絡番号112のオペレーターが業務規定範囲を越える救急応対をしてしまう。画面はそのオペレーターの会話のみで、観客の心理状態を彼と同じくして進んでいきます。疑問の湧く箇所も多少ありますが、最後まで観客を引っ張っていく力のある演出と演技でした。

特に幼い女の子の声が真に迫っていて演技をしているとはとても思えなくて、大人が幼児の声で演技しているのかと疑うほどでした。あとで調べるとkatinka evers-jahnsenという本当に幼い女の子でした。この子に泣かれたらワタシャ分かっていても騙されるわい。

画面が変わらず、一人の電話の会話だけで進む作品で思い出すのが “Locke” (主演Tom Hardy)と”Buried”(主演Ryan Reynolds)でした。この2作、演技は悪くないのですが、脚本と役者に何か足りないものがあり、途中で飽きてしまったことを思い出します。その点、このThe Guiltyは、この手法でなくては引き出せない興味深さを描き出して成功しています。

 

What They Had

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老いて認知症になった母親と心臓を患う父親の今後を思う兄妹を描きます。

昨今、誰にでも起こりそうな問題を描いているのですが、サブストーリーにハリウッド的な陳腐さが混じり、「なんか、それは止めて欲しいんだけど」と思ってしまいました。ちょっと残念な作品でした。