偽募金・似非坊主

相棒から「街で、募金バケツの前に立つサンタクロースを見た」というメールがありました。いくら何でも感謝祭も終わってない内からサンタクロースはないでしょ。多分、偽サンタだと思います。クリスマスシーズンになるとインチキ募金する犯罪者がアチコチの路上に現れます。その場限りの金出して自己満足する偽善者の多いNY市ではインチキ募金も乞食も案外儲かる商売です。

近所の歩道の角に、冬になると座る似非乞食がいます。冬の方が寒くて見た目の同情をそそるからでしょう。夏のNY市は蒸し暑くて、歩道を行く人も不快指数が高く同情心も少ないので、その似非乞食はどこかへ消えます。私はこの似非乞食がさっぱりした服で歩いているのを見かけたことがあります。まるで普通の人に見えます。多分、副職として「乞食稼業」をしているのでしょう。

f:id:nykanjin:20181108050508j:plain

そう言えば、ここ数年、NY市で似非坊主が目立つようになりました。中国人詐欺グループの一環のようです。

橙色の袈裟のような服を着て、頭を丸めています。数十人が散らばって街のアチコチを歩いていて、通りすがりの人に近づいてきます。

何かお守りのようなものを見せてお金を貰うようです。私たちがセントラルパークを散歩していると、似非坊主が寄ってきます。私は睨みつけて「FAKE(インチキ)」と呟きます。すると、似非坊主はサッサと立ち去っていきます。本物のお坊さんが自分から人に近づくことはないし、ましてや何かを見せて積極的にお金をもらうなどと言うことはないと知らない人が騙されるようです。