ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

鼻紙でも小切手

下欄に行員の態度を書き込んだあと、思い出したことがあります。昔々、40年ぐらい前かな、東京銀行NY支店に客を怒鳴りつける行員がいました。

ある書物で「小切手とは、銀行が発行する小切手用紙を使わなくても、普通の紙でもよい。必要なのは日付、銀行名、口座名、口座番号、それに本人のサインさえあれば鼻紙でも小切手と見做される」とあるのを読んだ私が、ある日、小切手の用紙がなくなったので、ブランクの小切手をコピーして、それに必要な事項を記入してサインして光熱費か何かの支払いに使ったのです(笑)。

そしたら東京銀行の行員(女性)が電話で怒鳴り込んできました。「あなた、なんでコ、コピーなんてことするの。こんなのダメじゃないですか!ちゃんとして下さい。まったく非常識にもほどがある」とかいう感じでしたっけ。私は「あら、どんな用紙でも必要事項が記入されていれば合法な小切手と見做されると聞いたんですけど」なんて言ってしまった。私も相当ワルでした。用紙が違うだけでなく連番になっていないので事務処理に困ったのでしょう。行員さん「もう、今回は受付けますけど、二度とこんなことしないで下さいね!」っと怒りを露わにしてましたので「はい、すみません」と言って謝りました。なんかコメディの一場面みたいでした。

ま、これは、いくら鼻紙でも小切手になるとは言え、私が悪いですね。認めます。しかし、なつかしいなぁ、私の若い頃の馬鹿さ加減。