ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

2018年年末スペイン ガリシア地方の旅―災難④

④ イベリア航空のチケット係にパスポートをなくされそうになる

そしてその日ルフトハンザ便でマドリッドに飛び1泊。翌朝5時起き、シャトルで空港へ。途中大型観光バスに狭い道を塞がれ、空港にはギリギリの6時半に到着。イベリア便サンチャゴ行きのボーディングは7時。
それなのに、またチェックインデスクの順番待ちで時間をとられました。さらにイベリア航空のチケット係のおばさんがボケで、その場でパスポートを渡したのにいろいろやってる間に「パスポートは?」と訊いてくるのです。私たちが「さっき渡したじゃないですか!」と言うのに「ないわよ、そっちに返したでしょ」と言い出すのです。

もぉ~、時間がないのに、いやんなっちゃうなぁと思って「絶対に渡した。返してもらってない」と強く言うと、そのおばさん、自分の周りをさがして床に落ちてるパスポートを見つけて「これなんだ?」と言うのです。呆れかえってひっくり返りたい。昨日便に乗り遅れたことやキャンセルがうまくいっていないことなどで、いつもよりイライラしてしまった私は「もう、あなた、私に心臓発作を起こさせるつもりぃ~!」と大声で言ってしまいました。
そして、そのおばさん、私たちが機内持ち込みのつもりでいた荷物を、便が混んでいるので、と半ば強制的にチェックインを勧めるのです。私たちはもう言い争ってる時間もないので荷物をチェックインしてしまいました。これがあとで大変な間違いであったと知らされるのです。