ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

2018年年末スペイン ガリシア地方の旅―災難⑥

⑥ 乗った便に荷物が載ってなかった

さて、サンチャゴの空港に着いて やれやれと思ったのも束の間、今度はチェックインした荷物の相棒のバッグが出てこないのです。グルグル回っていたコンベアーベルトが止まり、荷物はこれで全部出きったというのに、相棒の荷物が見つからないのです。なんだろう、も~情けなくて泣きたくなってきました。あのチケット係のオバサン、パスポートを失くしかけた上に荷物まで失くさせる貧乏神みたいなヤツだと恨めしくなりました。

荷物クレームの窓口に行くと、何と10人以上の人が長い列を作っていました。後で知ったのですが、イベリア空港が荷物を乗せなかったり失くしたりするのは日常茶飯事のことらしいです。驚くやら呆れるやら悲しいやら恐ろしいやら。

やっと私たちの順番が来て相棒のバッグが見つからないことを告げると、係の人は「ああ、その荷物なら積み込み途中でベルトから落ちたので、次の便で届きます。午後1時到着の便です。着いたらホテルに届けます」と言うのです。相棒は「それなら1時までこの空港で待ちます」と係の人に告げました。そして9時過ぎから1時まで待っていました。待っている間にレンタカーのカウンターに行き、予約した車についてはどうにもならないので、新たに車を借りました。