ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

下院議長の職権乱用

1週間ほど前、ペロシ下院議長の「公用?の旅」をトランプ大統領が認可せずキャンセルしたというニュースがありました。いままでも、ペロシは下院議長の特権を乱用し、やたらと米軍の飛行機をプライベートに使用することで知られていました。しばらくその特権が共和党の手に渡って、じっと我慢してウズウズしていたようで、再度手に入れた途端、すぐにやらかしました。

「公用」なのに家族や親戚の子供たちまで含めて100人ほどがゾロゾロついて行くのです。米国市民が政府閉鎖でセキュリティを通るのに数時間待ちで旅も思うように出来なくている時に、自分たちは公用機でサッサと出国するつもりだったのでしょう。

そして旅費も食費も公金で落とします。我々市民の税金は自分たちが勝手に使える金と思い込んでいるのです。生まれてからずっと職権と特権の乱用があたりまえの生活をしてきた人たち、その家族親戚たちには、何か身の毛がよだつ思いがします。

ここからは婆の勘ぐりですが、ペロシの目的地が表向きアフガニスタン、ベルギー、エジプトとなっていたと聞いた時、その「公用」目的が何なのかひどく疑問に思えました。アフガニスタンに何の用があるのか。当地の軍や兵士たちはペロシなんかに会っても嬉しいわけがない。多分アフガニスタンは「公用」とするためのカモフラージュに使おうとしたのかも知れません。もしかしたら、そこにレフティストのテロ連絡事務所があって、テロ支援金を渡すことになっていたかも知れません。ベルギーにはEUレフティストの誰かに会いに行く手はずだったと推測。エジプトはよく分かりませんが、やはりレフティストの手合いと会う予定だったのでしょう。米国の国策とは全く関係ない会合ばかりです。そしてそんな談合は数時間足らずで、あとは家族や親戚と物見遊山の予定であったろうと思います。

だから、今までの「イイ顔しい」の大統領と違うトランプさん、「ペロシババァめ、そうは問屋が卸さない」と遠山の金さんのような名判断を下したわけです。「米軍機でなく一般市民用の飛行機で自費で行くならどうぞいくらでも旅してください」ということです。

私としては、もう一歩進んで、ペロシから米軍機の使用権を取り上げてもらいたいんですけどね。