ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

14日目のバラ

昨日の選挙結果ですが、十数人のレフティスト候補者の中でたった一人の保守系候補は残念ながら当選しませんでした。NY市はレフティストの巣屈だから私の一票が功を奏すとは思っていませんでした。ただ投票して「やはりそうか」と思う方が、投票しないで心残りになるよりはマシです。

私の頭には、誰もいない寂れたビルの谷間にゴミが舞う退廃した街が浮かびます。1970年代、NY市はそれに近い街になっていました。特にブロンクスは酷く、猫ほどの大きさのネズミが飛び交っていたと聞きます。企業は離れてゆき空洞化が進み、アパートは錠を5個以上付け、窓には鉄格子が取り付けてありました。夜歩く時は20ドル札をポケットに用意しておいて、強盗に遭ったらその札をあげて命乞いをすることが常識となっていました。レフティストが政治を牛耳ると繁栄していた街は退廃した街になります。デトロイトしかり、ロスアンゼルスしかり、サンフランシスコしかり、そしてNYも...

 

f:id:nykanjin:20190228002527j:plain

あ、バラの話をするつもりだったんだっけ。14日目のバラです。写真では分かりませんが深紅のベルベットのような花弁でとても豪華です。

ただし、3本ほど花冠が垂れてしまって、1本は捨てましたが2本は今必死に別の花瓶で救命?しています。茎を切ったり、水のかけ流しをして酸素を供給したりしてはいますが、やはり1本は垂れたままです。でも残りの1本は顔を上げてきていますので、もしかしたら助かるかも知れません。