Ramen Shop (原題:Ramen Teh/邦題:家族のレシピ)
週末の暇つぶし。ビレッジの小汚い映画館の小部屋で上映してました。
日本軍がシンガポールを侵略して地元民を虐殺したという話が底辺にあり、日本人としては少し心地悪さを感じながら観ました。全体に素人作品のような出来上がりで映画館よりTV向きだと思えました。
フードチャンネルのシンガポール食ツァーのような場面があり、そのシーンの女性のセリフがまるで料理ガイドそのもので可笑しくなりました。もう少しセリフに色彩が欲しかった。それと、肉が苦手な私には豚スープに共感できないのが個人的に残念でした。
相棒に中国人と日本人の両親を持つ米国人の友人がいて、その友人の両親はやはり日本人との結婚を嫌う中国の風習に苦労したということだそうです。恋愛は自由ですが結婚となると家族だけでなく国も含めて複雑な柵(しがらみ)があり、それに影響されて悲しい生涯を終えた人々が少なからずいるのでしょう。