Pizza 考

私の勝手な思い入れなので異論あることは承知していますが、私にとって Pizza と言えば、丸いナポリタンピザのこと。生地の厚過ぎるシカゴピザとか四角いシシリアンピザとか生地の薄過ぎる薄皮ピザとかは、疑似ピザ。

マンハッタンには数えきれないほどの Pizza屋があります。一番多いのが、まるで日本の立ち食い蕎麦屋のような店で、作り置きのデッカイパイを八つ切りにしてスライスを温め直して売る Pizza屋。既成マリネラソースに既成千切りチーズをパイにばら撒いて焼くだけで技術も知識も不要のためか違法入国らしきラテン系兄さんたちが安賃金で働いていることが多いです。それでも美味しい店はあります。

そいういうインスタントな店でなく、注文してから焼いてくれる一人用の Pizza を出すレストランがあるのですが、ホントに美味しい店をマンハッタンで見つけるのはなかなか難しいです。

レンガ造りの炉で焼くのが一番美味しいですが、問題はマリネラソースの味とドウ(生地)の材料。その二つが美味しくないと、いくらレンガ造りの炉で焼いてもダメ。いろいろ美味しいと言われる店を試してみましたが、マリネラが味気なかったりドウに粘り気がなかったり、九割方がっかりさせられています。

マンハッタンで美味しいピザを焼いてくれるレストランはドンアントニオ、ピザアーテ、ケステ、サンマテオの4店。そしてもう一店、ピザ専門ではないのに美味しい店をみつけました。今のところ名前は秘密(笑)。

YouTubeで日本の番組を見ていて、ナポリで一番人気の店が Sorbilloであると知り、そしてマンハッタンにその出店があるというので、昨日、期待して行ってみました。

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出てきたパイはホント美味しそうでした。

←これは私が注文したマルガリータ。私はいつもチーズなしのマリネラか、このマルガリータのどちらかしか頼みません。シンプルにソースとドウが味わえるからです。いろいろな具を置いて焼くとドウが水っぽくなるのでなるべく少ない具にして、別にサラダとか野菜を頼んで、それを食べながらピザを味わう方が美味しいと思うのです。

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右、これは相棒が注文したポートフィノ。バジルペーストとトマトスライスが加わったもので、なぜかマルガリータより味が良かったです。

さて、評価ですが、マリネラソースは美味でしたが、ドウが柔らかく粘りがちょっとイマイチでした。きっと本場ナポリの店ではもっと美味しいのでしょう。

NY市にくるとレフティストの影響で何でもインチキ味になってしまうのかな(笑)。それでもワインが美味しかったので相棒と一緒に楽しんで味わいました。頭の中はケステのピザを追い求めていましたけど。

ワインを飲むと決めた時は頭痛予防のためエクセドリンを前もって飲みます。多分アスピリンで私の血管はボロボロになってきていると思いますが、どうせ残り少ない命、ワインを楽しんだ方がいいわいん。