青臭かった二人の男優、ディカプリオとピットも今や白髪雑じりの中年か、と自分の歳を忘れてそう思ってしまいました。
ピットは老いの落ち着きが出てきましたが、ディカプリオは相変わらずテンション マックスで成長してない感じが強いです。
青臭いと言えば脚本兼監督のタランティーノも子供じみていて私は好きではありませんでした。好きでもない3人の映画をなぜ見たかというと、私の青春時代が1960年代後半だったので、この作品の題材、1969年の事件、に興味を持ったこととが１つの理由で、もっと大きな理由は、この日、夕食のあと歩いていて通りがかった映画館で丁度その時間に上映開始してたので暇つぶしに入ったのです。
題材はかの恐ろしい事件に絡んでいまが、内容は実在する人物のコラージュでありファンタジーであり、どこかタランティーノらしからぬ正義感が感じられました。69年の事件を知らない人はその事件を調べてからこの作品を観ると面白さが増すと思います。
