ホテルから車で20分ぐらいの所に博物館兼農場があるというので訪れてみました。19世紀の農機などが展示されている博物館とその周りに広がる大きな農場には牛や馬などの家畜が柵の中でのびのびとしていました。
そこでは現在でも酪農を操業しており、そのフレッシュな牛乳で作ったアイスクリームは美味でした。
乳牛はホルスタインではなく薄茶の牛でした。小屋の中に並んで繋がれている牛を見るのは辛いですが、この牛たちも搾乳が終われば外に出て広い柵の中で休むことができるのだと思います。
ここには山羊や羊もいて、すぐ近くで見ることができました。山羊は特に人懐こくて向こうから近くまで来てくれました。山羊はリンゴの葉が好物らしく、首の届く高さの葉は食べつくしてあるのが分ります。その山羊は私の近くに来て背伸びして葉を食べる動作をするのです。
私に葉のついた枝を下ろして欲しいと頼んでいる様子だったので、そうすると、一所懸命、葉を食べるのが可愛かったです。
馬もいました。筋肉隆々としてとても力強い感じのブロンドの栗毛。
その馬の1匹が近づいてきてくれました。ハエが右目の周りに煩く飛び交っていて邪魔だったようで、私の所に来てハエを振り払って欲しかったようです。
でも私は馬に触ると嫌がられないかと心配して手を出さずにいたら、馬は私の前で柵に耳を当ててガリガリ耳を掻いて見せました。それでも私が躊躇していたら、馬は諦めて別の方へ行ってしまいました。
この農場には物凄く大きなヒマワリが咲いていました。背の高さは人間の2倍で花の大きさは人の顔より少し大きい感じです。でっかいヒマワリ!