ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

待合室の偏頭痛

今朝は冬そのものの気温でしたが風もなく気持の良い日となりました。昼少し前、相棒に付き添って歯医者に行きました。相棒が歯茎に骨移植をする日なのです。今は色々な治療法があるので昔ほど大げさではありませんが、それでも少し心配でした。

相棒が治療室に入って行ったあと待合室で待っていた私にあろうことか偏頭痛が襲ってきました。いつも必ずバッグの中にエクセドリンを入れているのですが、この時は小さなポケットバッグのみ持って行ったのでエクセドリンは入れていませんでした。生あくびが出続け、痛みがフッフとやって来るので、受付の人に痛み止めを貰おうかと何度も思いました。でも我慢してこれ以上痛みが酷くならないように祈りながら姿勢を正して瞑想を始め、精神一到痛みの限度を抑えるべくしていたら、しばらくは意志の力で頭痛を我慢できました。

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この歯科医には少し前に1度きたことがあり、待合室にある大きな水槽の中のパロットファイアーという前方から見た顔に愛嬌のある熱帯魚とその時仲良くなっていました。

きょう私が来たのを見るとそのパロットファイアーが途端に水底の小石が飛び散るほど活発にでんぐり返しをして喜んでいる様子でした。そのあとでんぐり返しをしないで泳いでいたので、私を憶えていてくれたのかなと勝手に解釈して嬉しくなりました。それでも頭痛のため、きょうはあまり相手をしてあげられませんでした。

1時間ぐらいで相棒が青白い顔で出てきました。見た目とは裏腹に相棒は「麻酔のあと眠ってしまった。目が覚めて治療が始まるのかと思ったらもう終わっていた」と言うので少し安心しました。相棒はしばらく強く噛むことを避け柔らかいモノを食べるように指示されたので、帰りにヨーグルトとプディングとオートミールを買い込みました。

家に戻ると私の頭痛が激しくなりエクセドリンを飲んでもあまり効果がなかったので少し眠ってみました。それで痛みは少し治まりましたが胃が荒れているような気持の悪さが残りました。偏頭痛とは死ぬまで付き合わなければならないようです。これからはどんなに短時間の外出でも必ずエクセドリンを持っていくことを忘れない様にしなければと思いました。