ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

旅の支度

旅の準備は、歳をとるごとに複雑になってくるようです。私が米国に来て最初に海外に旅したのは40年以上前で、若い私は小さなバッグ1つで2週間フランスを廻りました。空港の検察で「あんたコレ1つだけで旅したの?」と呆れ顔されたことを憶えています。下着が少し、着替えなし、靴の履き替えなし、旅の最後はブルージーンズが汗臭かったでし。あの頃はテロ事件前で空港チェックも非常に簡単、まるでバスに乗るような気軽さでした。

今はいろいろ大変です。まず処方箋薬、ミネラル、ビタミン剤のパックが大変です。老いると面倒です。毎朝晩の薬を8日間パックできる旅用の入れ物を使いますが、8日以上の旅の場合小さなプラスチック袋に分け入れて足します。今回はすごい量になりました。写真は私の分だけ。冗談みたいです。私は糖尿病にならないように魚油とCoQ10を通常の2倍服用するように医者から言われています。相棒の処方箋薬もかなりな量です。老いを感じるのはこういう時です。

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 電源アダプター数個、針金のような髪の私に必須の櫛付ヘアドライヤー、電池入りパルス歯ブラシ、相棒のCPAPとその備品、砂漠用の日焼止めクリームと防砂用マスク、帽子、ポラロイドサングラス、肉厚の靴、防寒用の服などなど、いろいろ嵩張るようです。

いつも私たちは機内持込み用のキャリーバッグ1つにまとめるのですが、今回1つにまとめられるか疑問です。