ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

急に偉くなったレジのオバサン

週明け月曜日、気温は20℃まで上がり、コートなしで買い出しに出かけました。トレーダージョーズの外で待つ時間は20分ぐらい。でも一旦店内に入ると、いつもは100人以上でごった返し動きが取れないけれど、今は15~20人ぐらいしかいないのでカートで移動しやすく買物が楽でいいです。

その日はレジに透明な厚いプラスチックの防壁が付けられていて前より物々しくなっていました。レジのオバサンが「離れろ離れろ」みたいなジェスチャーで、マスクの中から何が言っているのですが聞き取れず、なんかオーソリティになったように偉ぶっているのが可笑しかったです。そのオバサン何か訊くので私が答えようとすると「アーワカッタ、ワカッタ」と言って私の喋りをすぐ遮(さえぎ)るのですが、まったく分かっちゃいなかった(笑)。その上、2つ買ったチーズは値段が違うのにオバサン高い方を二度打ちしてました。いつもなら正す私ですが、こんなオバチャンと会話するのも嫌でサッサと済ましたかったので黙っていました。

時々、仕事の立場上、自分が偉くなったような態度する人っていますよね。空港のセキュリティの連中がソレ。酷く威張った (昔の公務員みたいな) 態度で旅人を荒く扱い、それに反発するようなことがあればワザと意地悪します。セキュリティ会社は何の資格もない連中を雇い、正しいトレーニングさえしておらず、時々「バカかぁ!?」と言いたくなる人がいるので、こんな連中に荷物を調べられるのは堪らなく嫌です。

このレジのオバチャンも店からウイルス対策についてレジではこうしろと指示され、その「指示」がまるで「法律」でもあるかのように、急に自分が偉くなったと勘違いし、客に命令調でその「法律」(笑)を押し付けていたんだろうと思います。ま、この店、いつもは感じのいいレジ係ばかりなので、このオバチャンは例外だと思います。