ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

NYの中国領事館

日曜日、ハドソン川沿いを散歩していて42丁目まで下ってくると、今を騒がす疫病COVID19発祥の国、中国の領事館が誇らしげに国旗を掲げ威風堂々と聳えているのが見えてきて複雑な気持になりました。写真では国旗が小さく見えますが、実際には大きく翻っていました。f:id:nykanjin:20200504131835j:plain

現在の中国政府については人権侵害、人権蹂躙、ウィグル族などへの残虐な政策、臓器移植の恐ろしい裏側、など酷いことばかり聞き及びます。

私がNYに来た頃(約50年ほど前)の中国領事館はイーストリバー近くのこじんまりとしたブリックビルで、人民服を着た人たちが出入りしていました。その10年後ぐらいからウエストサイドのリンカーンセンターにある堂々とした大きなビルに移転、その頃から出入りする人は人民服を着なくなっていました。そしていつの頃からこのハドソンリバーを望むどでかい高層ビルを建設してそこに移転、高層階から米国市民を見下ろしています。数百戸の巨大マンションのようで、なぜこんなに大きな高層ビルが領事館として必要なのか不思議です。

さらに、ハドソン川沿い57丁目辺りの不思議なピラミッド形の巨大マンション(Big Tetrahedron Buildingという名称)とそこに集まる高層マンションにも多くの中国人が住んでいます。ハドソン川を挟んで川向うのニュージャージー州にも中国資本が広大な土地を購入しているという噂を聞いたことがあります(クィーンズに住んでいる庶民的な中国人とは一線を画しているような気がします。台湾と中共の違いでしょうか)。

何しろ習近平さん、何を企んでいるのか油断はなりません。