先週、夕食が少し和風の時、相棒が「日本酒あるかな？」と訊くので棚の中を見たら、十年以上前に買って開けていない兵庫伊丹「鬼ごろし」がありました。
「もう酢になってるかなぁ」と思いながらボトルを開けてみると、琥珀色になっていて、日本酒の匂いはしませんでした。酢の匂いもしませんでした。味をみてみると、何となくソフトなバーボンのようなマデイラワインのような、不思議な味がしました。
少しチリッと刺す感じが残っていたので、その日はホンの少しだけ飲みました。
一週間後の今日、和風中華っぽい夕食だったので、テーブルにボトルを出しっ放しにしておいた琥珀色の鬼ごろしの残りを飲んでみました。すると味がまろやかになっていて美味しいのでコップに2杯ほど飲みました。アルコール度も1～2％ぐらいになっているのか飲んでも酔いませんでした。そういえば、チャイナタウンの店で中国のお酒を注文したことがあるのですが、薄れた記憶ではありますが、こんな感じだったような気がします。
