楢(ナラ)と樫(カシ)と柏(カシワ)はブナ科。英語(口語)でブナは Beech、ナラとカシワは oak、カシは live oak 。
楢と柏が落葉樹で葉の形は柏餅でも知られる波型。
樫は常緑樹で葉の形は先の尖ったオーバル型です。
カシの英訳についてWikiにこうありました:
英語のoak(オーク)という単語はヨーロッパナラを指す場合が多く、常緑性のカシを指す言葉はライヴオーク(live oak)...英国に分布するoakはナラに相当する。
こちらで一般に使っている oak とは樫ではなく欧米のナラであり、日本の楢とは違うようです。
週末のセントラルパークの散歩で、ピン オークのたくさんの小さい若葉が陽を通して柔らかい黄緑色に透けて煌めいているのがとても気持ちよく美しかったのです。
それで「ピン オーク(pin oak)」は日本語で何と言うのかなと思って軽い気持ちで調べたら、複雑な植物名鑑に紛れ込んで溺れそうになり訳が分からなくなってしまいました。
結局、pin oakはアメリカナラの一種で日本の楢とは少し違う、という位しか理解できませんでした。
因みに、ブナ科の果実の俗称がドングリ。栗もドングリの一種だったのですね。下は落葉樹のドングリと葉の形。