きょう、自分が釣鐘草に魅せられることに改めて気が付きました。そう言えば、散歩をしていてもスズランやその他のベルフラワーに眼がいきます。以前、雨の雫に光るスノーフレークの写真に吸い寄せられて描きたくなったのも可憐な花の形に魅せられたからでしょう。
今回もまた同じサイトに釣鐘草(ホタルブクロの一種かもしれません)の写真を見つけ、その淡い紫のグラデーションの美しさに魅せられました。
ところが、花の色の淡さを描こうとしていたのに、出来上がった色合いはルッソー(Henri Rousseau)のジャングルのように濃さが浮き出てきました。背景の緑を黒に近くしたせいだと思います。
一般に釣鐘草は首を垂れてしおらしく咲いている感じですが、この花は強く何かを主張しているかのようにツンと横を向いているのも元気がよくていいと思いました。