ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

鬱病とウィルス

今年6月、東京慈恵会医科大学が発表した研究結果によると「ヒトヘルペスウイルス6の中にある遺伝子SITH-1がうつ病を発症させる可能性がある」ということを突き止めたというニュースがありました。

その発表の一部がこちらのサイトにあります。

http://jikeivirus.jp/wp-content/uploads/2020/06/2b5442c6724af0b997f15463558a52c9.pdf

『...ヒトの脳内に潜伏感染しているヒトヘルペスウイルス 6の中に遺伝子 SITH-1を発見。 SITH-1 は脳のストレスを亢進、うつ病を発症させる作用があり、うつ病だけでなく軽いうつ症状にも影響している。SITH-1 は、ヒトを 12.2 倍うつ病になりやすくさせ、79.8%のうつ病患者が影響を受けている...』とあります。

《ヒトヘルペスウイルスは8種類知られており、労働による疲労にはヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)が反応し、基礎疾患がある場合の疲労にはHHV-7が反応することが判っているそうです》

HHV-6のこの遺伝子をSITHと命名...何かの略なんでしょうけど私は下品なのか難読症のせいか別の言葉を思い浮かべてしまいます😅

SITH-1は鼻腔と連結している脳の一部、嗅球の細胞を死滅させて鬱病を発現させるということです。私は幼い頃から風邪をひき易く、また鼻腔が変形していると診断されたこともあるのですが、なぜかいまだにニオイには非常に敏感です。ということは SITH-1による嗅球細胞の死滅は自分としては考えられないわけです。しかし鬱っ気があるので「血清中の抗体検査でSITH-1の発現を検出する」検査をしたら分かるのかも知れません。

今HHV-6の抗体ワクチンの研究がされているそうですので、その内、鬱病再発改善ワクチンというものが出来上がるかも知れません。