ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

Chartreuse シャトルーズ

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緑茶色した食後のリキュールのことです。本場仏国ではシャットルズとシャの音を強調するようですが米国では掲題のようにルを強調(伸ば)しているようです。

相棒が私に電話してくる時、hello と言う代わりに yellow と言ってくることがあるので、その時私は pink と言って応酬します。そこから始まって、二人で色々な色彩を言い合って、色に詰まった方が負け、ってな感じになってました。

ある時、相棒が色に詰まって苦し紛れにシャトルーズと言ったのです。インテリはレベルが違います。シャトルーズが色として扱われるようになったのは19世紀だそうです。勉強になりました。それからは最後に色に詰まった方がシャトルーズと言って降参するようになりました。

そんな電話ゲームをしてる昨今の昨日、近くにあるチェーン店で食事したのですが、そこのデザートメニューに食後酒としてシャトルーズがあったのです。エエッ!! 二人ともビックリ。今までメニューで見たことがなかったのです。そのメニュではグリーンとイエローの選択があって、グリーンはアルコール度強めです。相棒はイエローを頼みました。味も匂いもイタリアのストレガ(Strega)と全く同じでした。Anissete や Sambuca をコーヒーに入れる人を馬鹿にしてストレガをコーヒーに入れるのが通だとするヤクザなイタリア人もいますので、相棒もシャトルーズをコーヒーに入れて飲んでました。

相棒は最近よくエンジェルナンバーを見ます。私より多く見るようなのです。このシャトルーズとの出会いもエンジェルの仕業かな、と思いました。