ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

鳥と共存

今朝早く頭の痛みで目覚め吐気も少しありました。風呂に入って洗髪しましたが痛みは和らぎません。身体が乾くまでと思ってソファに座ったらそのまま寝てしまったようで、起きたら首が痛くて頭痛とダブルパンチ。それでもハチドリのネクターだけは新しく取換え、水も取換えておきました。外は暑いのに私は寒気があって、またベッドに潜り込みヒートパッドを抱えて寝込みました。朝食の時刻を過ぎても苦しいので、相棒に自分で朝食を作って食べるよう頼みました。それから二度ほど目は覚めましたが頭痛が残っていて何度も寝直しました。身体の節々が痛むので相棒に頼んでサロンパスを肩や背中に貼ってもらい、ようやく起きられるようになったのは夕方6時ごろでした。

夕食を用意して、パティオのテーブルに並べていたら、ハチドリがやって来て、なんと私の目の前まで飛んできて「きょう一日見なかったね。大丈夫?」というような感じで空中羽ばたきをしてからネクターの方へ行き、何度も何度も美味しそうに飲むのです。あんな小さな鳥でもエサを作る人間に感謝してるんだと思うとホロッとしてしまいました。

鳥と言えば、例の窓枠の上に巣を作った鳥がいます。最初一羽しか見られなかったので「巣作りしても相手がいなきゃダメじゃないの」と心配していたのですが、今日は二羽巣から飛んで出るのを見ました。あ、相手が見つかったんだ。そのことを相棒に教えると「Mazel Tov (そりゃ目出度い)!」と言って喜んでいました。

多分 Say's Phoebe という鳥だと思うのですが、英語のWikiページの日本語の所をクリックするとチャイロツキヒメハエトリという長い名前が出てきます。茶色月姫蠅取?ま、日本語にしないで「セイズフィービー」とカタカナで覚えようと思います。

ところで、夜暗くなるとパテイオの床を這えずリ回る虫がウヨウヨでてくるので、家の中に入られては困ると思い、つい殺虫剤を少しだけ撒いて、そしてハッとしたのです。これから卵を産んで育てようとする鳥のカップルがいるのに殺虫剤は禁物でしょう。もし殺虫剤で死んだ虫を食べてしまったら病気になるかも知れません。大きな容器の殺虫剤を購入したんですが、巣作りしたカップルのために自然の殺虫剤を調べてみました。お酢に唐辛子を漬け込んだ液が効果あるということなので、それを作って撒いてみようと思います。