ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

フィービーのヒナたち

ここ数日、病院の検査に追われ、さらに新しい処方箋薬の副作用でグロッギー気味な毎日でした。日ごとに3つの病院へ出かけ、診察、血液検査、エコーテスト、ストレステスト、超音波検検査などを数日に渡って受けていました。

その検査結果で相棒は心臓血管テストが必要になり、昨日早朝テストの結果、ステント挿入が必要となり、そのまま手術となりました。これで相棒は計4つのステントが挿入されたことになります。親戚も知人もいない引っ越したばかりの土地なので、発作が起きる前に心臓の検査を受けて良かったです。この土地の心臓医は凄い名医が揃っており、手術は無事に素早く終わりました。

今週末には私の肺CTスキャンがあります。以前、癌増殖速度はゆっくりなので特に治療をする必要はないと専門医から言われてノンビリ癌と二人三脚していこうと思っていたのですが、3週間ほど前から、頭痛、吐き気、脱力感など副作用の強い薬を服用し始めています。血糖値を下げる薬です。癌細胞は体内の糖分をエサに増殖するので、糖尿病の薬が癌細胞増殖を抑えるということらしいです。

さて、病気の話ばかりしましたが、そんなこんなで自分たちのことで頭がいっぱいだったのです。それでフィービーの卵のことはすっかり忘れていました。先週末辺りに写真を撮り孵化したことは確認していました。でも、少しも鳴き声が聞こえないのです。とても静かな雛たちです。そして巣の下に糞も落ちていません。フィービーは清潔な鳥なのでしょうか。

また巣の中を写真に撮ってみると、嘴の黄色い雛が3羽いました。まだ産毛で禿げていて目も開いてないようです。おとなしいです。私が巣作りのためにと少し毛糸を切ってパティオのテーブルの上に置いておいたのですが、そのオレンジ色の毛糸がちゃんと巣の一部になっていました。この子たちに羽が生えるのが待ち遠しいです。