昨日のことです。フィービーのヒナたちが巣から飛び出し、いなくなっていました。覚束ない様子でパティオのテーブルにのっていた1羽を見たのですが、その内どこへ行ったのか分からなくなりました。
親鳥は「ヒョー、ヒョー」と鳴きながら上から下まで必死にヒナたちを探している様子を見せます。私の座っている辺りまで低く飛び、床に下りてイスの下まで探していました。口にはエサを咥えています。
親鳥の様子があまりに必死なので私たちも探してみると、1羽は家の端の柵に引っ掛かったような感じで止まっていました。近寄って戻るように説得したら(笑)隣の家の方へ飛んで行ってしまいました。
暫くすると、相棒が「隣の家に行ったヒナを親鳥が見つけてエサを上げていた」と教えてくれました。2羽のヒナは隣に移動したようです。
その後、パティオのテーブルの下に1羽のヒナを見つけました。親鳥がそれを見つけてエサを与えていました。もうヒナと呼ぶには似つかわしくないほどデカくなっています。ヒナはパティオのイスに移動してエサを貰い続けていましたが、その内いなくなってしまいました。
フィービーの親鳥がヒナを育てる様子はとても興味深かったです。巣立って行くヒナ、と言うか若鳥を必死に探す親鳥の姿には心動かされました。1つ疑問が湧いたのは、若鳥はエサの取り方は教えなくても自然と分かってくるものなのか、ということです。
今朝、空になった巣を見上げて、ちょっと寂しさを感じた私です。