ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

残念なフィービーのヒナたち

きょう、フィービーママが飛び回っていないことに気が付きました。昨夜の花火の爆音で怖くてどこかに隠れてしまったのかな、と考えましたが、そんなことでヒナへのエサ運びを放棄するような親鳥ではありません。しかし一日中姿を見せません。

ヒナが心配になって巣の様子を見てみました。ヒナの1羽が頭をこちらに垂れたまま動きません。他のヒナも頭は見えませんがまったく動く様子がありません。もう息絶えてしまっている様子でした。慌てて魚のすり身を与えてみましたがもうダメでした。

命が尽きる瞬間とはどういう状態なのかなとふと考えました。老人の場合テロメアが消滅する時かも知れないと言われていますが、生まれたばかりの命が、テロメアもしっかりついている命が尽きる時とはどんな瞬間なのでしょうか。

ここ1カ月ほど105℉(40℃)を超す猛暑が続き、巣のある辺りもサウナのようだったと思います。暑さでヒナが弱ってしまったのかも知れません。立派な卵4つせっかく孵化したのに残念です。この子たちの亡骸を埋葬しなければなりません。庭に埋めるしかないかな。

[後記] 庭に埋葬して鎮魂しようとしましたが種々理由で巣ごとしっかり包んで不燃ゴミ処理することにしました。動かない小さな頭を見たらとても悲しくなりましたが魂はもう天へ昇っていったと思うようにしました。