ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

ハミングバードと心通わせた朝

大方の米国の大都市はレフティストに牛耳られ、市政が警察に犯罪を取締まることをさせないため、昼間から商店を襲う強盗が日に日に増え、また犯罪を犯す精神異常者を野放しにするため、街なかにいた人が背後から不意に鈍器で殴られたり、地下鉄の列車が来る直前に押されて線路に落とされるというようなことが頻繁に起こり、特にNY、SF、LAといった大都市では精神異常者たちが路上に住み着きそこで脱糞するため街はトイレ化しているというようなニュースを耳にし、おぞましいNY市から逃れられたことに感謝する日々を送っています。

この地、平和な朝、ハミングバードのネクターの入換えを一日置きにして、小さな鳥が喜んで蜜を飲んでいるのを見て顔を崩している私。

乾燥した砂漠でも今のモンスーンレインのシーズンは湿気を運んでくるようで、ネクター入れの小さな黄色いプラスチックの花型のこれまた小さな穴の辺りにほんの少しカビのようなものが点のように黒くついていたので古歯ブラシで洗い流してからネクターを入換えたりしました。最近はハミングバードのカップルが二組、つまり4羽、飛び回ってネクターを味わっているのを見ることができます。

その内の1羽で、色は地味なモノクロなのでメスだと思うのですが、 首が細くてかなり小柄で目ばかり大きく今年生まれたのかしらと思うほど、これがとても可愛いのです。前にも書いたかも知れませんが、パティオで私がネクターの取換えを終えて部屋に戻ろうとすると私の傍に来て羽ばたいて、まるで「ネクターおいしいよ、ありがとう」と言ってくれているような仕草をするのです。また室内から窓を眺めている私を見付けて窓近くまでやってきて、羽ばたきながら大きな目でこちらを見ることもありました。

最初は気のせいかもと思っていったのですが、今朝も、ネクターを取換える日ではないので室内から見ていた私に、蜜を吸っていたハミングバードが窓近くまでやってきて羽ばたくのです。しばらく羽ばたいて私を見ているので私は嬉し過ぎて涙が滲んできてしまいました(笑)。羽ばたき終わるとまた蜜を吸いに戻って、とても美味しそうに飲んでくれています。こんな小さな鳥にも魂があるんだぁ、とハッキリそう思えました。

それから可愛いシマリスのような小さなリスが、少し離れた所からこの様子を不思議そうにジッと見ていました。自分よりずっと小さな鳥が人間に向かって羽ばたいているのは不思議なんだろうと思います。そんな小さな動物たちを見て、今朝は嬉しい気持になりました。