ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

昆虫食⁉

まさかコレが食品市場のメインに出てくるとは思ってもいませんでした。数十年前テレビで、アフリカのどこかでタランチェラのように大きく黒い蜘蛛を焼いて食べる種族を紹介していましたが、食物の少ない土地では仕方がないとしても、まさか食品の溢れる国の政府が昆虫を食べろと奨励するとは全く考えていませんでした。

去年の5月のJETROニュースにこんな記事を見付けました。

『欧州委員会とEU加盟国の代表で構成する動植物・食品・飼料常設委員会(PAFF Committee)は5月3日、欧州委が提案していた、乾燥イエロー・ミールワーム(チャイロコメノゴミムシダマシの幼虫)を使用した食品の販売に関する実施規則案を承認。欧州委は、2018年2月にフランスの昆虫食品製造EAPグループのアグロヌトリス(Agronutris)の販売承認申請を受け、欧州食品安全機関(EFSA)による安全性評価(2021年1月18日記事参照)を経て、イエロー・ミールワームを原料とする食品の販売承認とEUの「新規食品(Novel Food)」リストの更新を同常設委員会に諮っていた。今後、欧州委が規則案を採択して公布すると、正式にEU市場での販売が可能となる。』

今年EUでは既に昆虫の入った食品の販売が始まっているようで、米国市場が心配になってきました。日本の都庁も人の食用のためのコオロギ養殖を始めているというニュースを見ましたが、身の毛がよだつ話です。昆虫を粉にしてパンや麺類に混ぜたものを販売しているので注意しないと知らずに食べさせられているかも知れないそうです。

私のEU嫌いは今に始まったことではありませんが、ゴミムシを食べさせようというEU連中の思い上がった態度が許せません。EU廃止運動、始まって欲しいです。