アンベイリング

きのうは、相棒の従妹の墓石が出来上がり、そのアンベイリング(除幕式)がありました。墓地はマサチューセッツ州にあります。去年1月、幼い頃から親しかった従妹の訃報をうけ、相棒は雪の降り頻る中、ニューヨーク州を越え、コネクチカット州を越え、ロードアイランド州を越えて、マサチューセッツ州まで私を伴って車で出掛けたものでした。葬式には千人を超える参列者があり、ただの主婦だと思っていた従妹の人脈の広さ人柄の深さに相棒も私も改めて驚かされました。当日は酷く寒く、皆防寒服を着込んでいましたが、それでもガチガチ震えるほどでした。

今回は五月の 雨の中、少し道に迷ったりしながら約 4 時間かかって目的地の墓地に着きました。開始時刻に少し遅れてしまったので式は既に始まっており、墓地の緑の芝生の一角に、いろいろな色の傘がかたまっているのが見えました。今回は特に親しい人たちだけが30人ほど集まっており、葬式の時とは違うこじんまりとした雰囲気でした。墓石は思ったより小さくて、石の表には書ききれない程の言葉が刻まれていました。

式は30分ほどで済み、朝食も食べるか食べないかでやって来た私たちは、近くのイン(宿屋)にあるレストランでブランチをとりました。ニューイングランド特有の可愛らしいインで、テキサス風フレンチトーストを注文した私は『テキサス風』とはどういう意味なのかと思って待っていると、大きな大きなイギリスパンをトーストしたものが出てきました。納得(笑)。

往きと帰りにガソリンを入れたのですが、ドル安と中東紛争のダブルパンチで 1ガロン 4ドル 50セントにもなっていました。少し前まで 2ドルでも高いと思ったものです。往復 8時間かかった割にはアッケない式でしたが、帰り、ブランチでいっぱいになったお腹の私は、何度もウトウトしながら、時々目を覚ましてハイウエイの両脇の新緑の葉の繁りをみていました。家に着いたのは夜 9 時近くでした。