ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

老人

老いの気楽さ

健康寿命の上限、人生も終わりに近い年齢の今、特にこの世に未練もなく、自分が生きていたという証を残す気持もなくています。 昔の偉人の伝記を読んでひどく感心したのは自分が子供であったためで、偉人とは言え人間なので裏表があることが分かってくると、…

アッヘンバッハ (Achenbach) 症候群

今朝、床掃除をしていたら、モップを持つ右手の親指が急に痛み出しました。アンレ⁉なんじゃろ?と思って親指を見たら一部紫色になって腫れてました。(写真貼りましたけど黒痣はハッキリみえませんね) 多分モップの棒にそこの毛細血管が押されて破けたのだろ…

関節リウマチ

今年いつ頃からだったか、朝目覚めた時に指が強張っていることに気が付きました。握り拳を作ってもしっかり握れないのです。特に右手が握れません。ただ何度も握り続けるとすぐギュッと握れるようになります。 インターネットの医療サイトに「朝に限らず、長…

手の指の強張(こわば)り

去年の末ごろから気が付きはじめたのですが、朝目覚めた時に指が強張っているのです。グーパーと指を閉じたり開いたりすると強張りはすぐ消えます。長く続くようだと医者に診断してもらった方がよいらしいですが、すぐ直る場合は加齢が原因のようで気にする…

シニアシティズン(高齢者)?

昨日、私の甲状腺癌の状態を診るためCTスキャン検査を受けに行きました。病院の駐車場はかなり込み合っていましたが、1~2か所、空きのある場所があり、そちらへ車を向けると、そこにある注意書が目に留まりました。「シニアシティズン(高齢者) 用」とあり…

二度目の 血管迷走神経性失神 (vasovagal syncope)

最初のVS 今年の夏、ラスベガス滞在中に相棒に起きた異常について6月20付で「血管迷走神経性失神」vasovagal syncope (VS)として書き込みました。宿の庭で強い日差しの中に立ち続けていた相棒が急に白眼をむいて倒れたのです。私は非常に焦り、緊急連絡の911…

耄碌

耄碌(もうろく)がひどくなりました。 相棒と私はたくさんの処方箋薬とサプリを毎朝晩のんでます。相棒の処方箋薬は心臓病予防のため血栓を防ぐものが3種類、コレステロール値を下げるもの、降圧剤など。私は精神安定剤(セロトニン)、血糖値を下げるもの、脈…

医者の宝庫

きょうは午後一番で眼科医に行ってきました。 2日前から相棒の左眼が痛み、視力もボヤケてきたと言うのです。相棒は数年前の白内障手術で人工水晶体を両眼に挿入していますので何事が起こったかと二人で不安になりました。週明けに急いで眼医者を探し、幸い…

なりたくない老人になった

数年前から物忘れからくる失敗を何度もやらかすようになっています。よくやっていたのは鍋で湯を沸かすつもりでガスをつけっ放しにしてしまうこと。すっかり忘れて水が蒸発、鍋を空焚きしてダメにしてしまうのです。 しかし、ここに引越して来てから暫くはそ…

平和過ぎる朝とスイカのジュース

米国内の政界ではメラメラと火が燃え出し今にも大火になりそうな状態であるのに、私たち夫婦の日常はまるで「嵐の前の静けさ」のように平和です。 毎日窓から外の景色を眺めるのですが、同じ景色なのに日ごと違うのです。空の色、雲の量、色、形、丘の色、陽…

血管迷走神経性失神 (vasovagal syncope)

下欄の続きです。ホテルの会計を済ませた後、帰りの便のキャンセルを携帯でするため、どこか座るところを探しました。ホテルの中庭にベンチがありそうだったのでそこに出てみました。40℃を超す暑さで、日差しも強く、日陰にあるベンチは皆座られていました。…

病院のアポで詰まった1週間

引越て4カ月、落ち着くまでにはまだいろいろやらなければならないことが山積みですが、早くにやっておかなければならなかった医者の確保について、ようやく整い始めました。医者の多くは、紹介がない新規患者はすぐに受け付けないことが多いのです。 私の甲…

覚悟

養老孟司氏が「死の覚悟」を語るビデオを見ました。養老氏は肺癌を疑われた時、まだ死ぬには若かったので慌てたそうです。やり残したことがいっぱいあったのだそうです。幸い、肺癌でないことが分かって現在もご健在です。今は逝くときは逝くのが自然だから…

チャーミングなお婆さん

92歳の母は老人ホームで暮らしています。そのホームのサイトには写真とともに日々の様子が記されています。老いると誰もが笑顔を忘れます。作り笑いをしなくなります。 そんな中で新しく入居してくる老人老婆は笑顔をみせたりします。最近入居してきた老婆は…

睡眠時の口(くち)テープ

まさか自分が口をバカァッと開けて眠るようになるとはマッタク思っていませんでした。しかし、睡眠が浅い時に自分がグルグルッとイビキかいているのに気づくことがあったり、朝起きると舌が乾いていて喉の奥がヒリヒリするので口を開けて眠っているのだと認…

老害と言われました

あるサイトにコメントを残したら「老害だ」と批判され、ビックリしました。 「ワクチンを打たず自然に抗体をつくる方がいい気がする」と書いたのです。すると「気がするとはw老害そのもの。症状を重篤化させて医療崩壊につながることを理解していない。重篤…

再び足の甲の攣れ

10日前、7月2日付で「両足の攣(つ)れ」について書き込みましたが、昨日また似たような両足の攣れが起こりました。今回は両足の甲だけが攣れました。痛みがだんだん強くなってきたので慌ててTheraworkという薬をスプレーしました。普段は即効性のある薬なので…

両足の攣れ

数日前、恐ろしい目に遭いました。疲れてソファに横になっていたら、徐々に両足が攣(つ)れてきました。よく攣るのは右足の脹脛(フクラハギ)で、それはギックリ腰をやってから慢性の痺れがあり、上手く動かせないないので筋肉が衰えているためだと分かって…

バロメーター

コルチゾンのお陰で右肩の痛みは8割方良くなり掃除も楽になりました。すると、夕べは左肩が少し痛みました。今朝、天気図を見たら南から凄い雨雲が北上してきていて湿度も高くなっていたので、さもあらん。肩の痛みは湿度のバロメーター。コルチゾンで右肩が…

ババァの嘆き

あ~ぁ、血筋ってどう対処すりゃいいのかなぁ。 両親が立派でも低能な子供が出来たり、その反対にトンビがタカってことも稀にあるけれど、だいたいは「あの親にしてこの子」って気がします。 親の老醜を知ると、自分もあのようになるのかとふと不安になりま…

仙骨関節障害

数日前から腰が痛くて立ち上がり辛くなり、またギックリ腰になるのかと心配になりました。 ここ数週間、片付けやら大掃除やらで歳を忘れて重いものを持ったり腰を曲げたり伸ばしたりしていました。71歳と言えばもう骨も筋も筋肉も柔軟性を失っていること認識…

忍び寄る老い

あ~、疲れるなぁ。歩いて15分ぐらいのスーパーへの買物でも疲れます。ゴロゴロ引っ張る買物バッグの車のゴムの部分が擦れて小さくなってしまい、最近はゴロゴロでなくてギーロギロと回りが悪く、バッグの中身の重さは梃原理が働かず重くてヒーヒー言いなが…

市内の行き倒れ

武漢コロナ禍の中、感謝祭の木曜日も静かに過ぎ、特に何事もなく週末を終えようとする日曜日の夜でした。クォモ州知事もデブラジオ市長もレストランを9時か10時までに閉店するよう制御しているので、私たちは5時ごろ早目の夕食に出かけました。 辺りは暗く…

髪染めPPDアレルギー

前からそうだったようですが最近になってやっと気が付いたことは、髪染めで偏頭痛が酷くなり頭皮も荒れることが顕著になってきたということです。老いて体質も変化するのでしょう、一般の髪染めは使ってはいけないと思うようになりました。 髪染めに含まれる…

古希

古希を迎えて感じた雰囲気を描いてみました。吹雪の中で風に向かって立つ気分です。 因みに65-66歳の緑寿の時に描いたのはコレ。まだ「老い」というものについて真剣さが少なかったです。 次は喜寿ですが、それまで生きてるかな?

歯科治療室のイスの上で

きょう午後、歯科治療3回目、最後の根幹治療に行ってきました。 歯茎の麻酔が効いてくるのを待つ間、治療イスに座ってボーッとしていると目の中の浮遊物が見えてきました。5年ほど前にPVD(後部硝子体剥離)を患った後の後遺症です。浮遊物は一生消えないそう…

義を見てせざるは勇無きなり

今朝、食器を洗いながらふと数年前亡くなった隣の部屋の老人を思い出しました。どういう思考の経過でその老人のことを思い出したのかは思い出せません。 元気だった頃の老人は腰を90度近く曲げながらもしっかり歩いていました。そしてエレベーターで一緒にな…

老人を狙う詐欺

以前にも書きましたが、世の中には老人を狙った詐欺が数多くあるようです。日本でもオレオレ詐欺とかいうものが横行していると聞いた事があります。 私が年金を貰う歳になってから手紙や電話による詐欺らしきものが時折舞い込んでくるようになりました。だい…

秋深しNY市

身も心も 秋風のごと ニューヨーク NY、秋深く寒々としてきました。レフティストが9割方占めるNY市はますます退廃的な様を呈し、秋風が冷たいです。 私が来た1970年代のNY市、特にマンハッタンは、スリかっぱらい強盗が横行し、デパートやレストランでの置き…

庭の千草

きょうは朝起きた時から「庭の千草」の曲が頭に浮かんできました。アイルランドの民謡ですが、私の世代の日本人にはとても馴染みある歌です。 日本では ♪あぁ、しぃらぎぃぃく(白菊)♪ と歌い上げる歌詞で知られていますが、原題はThe Last Rose in Summer (…