ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

デジタル化の落とし穴

ここ数週間、相棒の血圧が異常に高くなっていて、私はパニックになり、即、掛かりつけの心臓専門医に行くよう相棒に勧めました。しかしその医者は冬のバケーションで予約が取れず、取り敢えず手術をしてもらったことのある心臓外科医に診てもらいました。そ…

修復された名画

美術品の修復とは忠実にオリジナルを復元するものだと思っていました。 あるニュースサイトをみていたら『Hubert と Jan van Eyck 作 15世紀の傑作 the "Ghent Altarpiece" の復元結果に驚く』という記事が目に付きました。 最近、復元作業が最終段階に入っ…

Nebulae 星雲

Nebulae は Nebula (星雲) の複数形だそうです。 星雲と聞くと皆さんが思い浮かべるのは最近の優れた天体望遠鏡やサテライトで捉えられたこのように幻想的なものだと思います。 私たちがチリのアタカマ砂漠で見られると期待していた星雲はそこまでカラフルで…

Knives Out 観ました

Knives Out 軽いコメディだろうと思い、週末の気休めに見てみました。 コメディタッチではありましたが軽くはなく展開が複雑で面白かったです。 途中で真実が分かるようになっているので事は解決したかと思われるのですが、複雑な人間関係が絡んで意外な方向…

昔の洗濯

旅行から戻って洗濯をするためランドリールームに行ったら、洗濯機も乾燥機も料金が1ドルも値上がりして2ドル50になってました。私は毎回洗濯物を白物と色物に分けて洗濯機と乾燥機を2機ずつ使います。だから私にとっては4ドルの値上がりと同じです。風呂の…

ピンク系閃輝暗点

先週金曜日、イタリアンの店で夕食をしていたら食後に甘いカクテルをサービスしてくれました。小さな細いグラスで100ccぐらいのものでした。ポートワインとコーヒークリームのカクテルらしく、ヴァルパライソで飲んだヴァイナーというカクテルに似ていたため…

映画「1917」観ました

1917 1917年4月6日、二人の若い伍長が同部隊の英陸軍大将から特命を受けます。大将はドイツ軍が後退していくのは罠であると見破っていました。敵陣の向こうにいる別の英軍部隊はそれを知らず1600人の兵士が罠に向かって夜明けに出陣することになっていま…

リンカーンセンター水浸し

今朝8時、まだ寝ぼけまなこの私たちの耳に「朝5時ごろ水道管が破裂してリンカーンセンター一帯が水浸し」というラジオのニュースが聞こえてきました。西59丁目から66丁目あたりまで支障が起きているとのことでした。 リンカーンセンターの前が川になっている…

2019年末チリの旅―帰りのサンチャゴ ⑭

川の北側のサンチャゴ: 行きに寄ったサンチャゴは川の南側でしたが、帰りは川の北側の少し洒落た地域にホテルをとりました。南側の貧相な地域と比べると綺麗なレストランが多く並んでいました。ヴァルパライソのホテルでは狭くて貧弱過ぎてシャワーを浴びる…

2019年末チリの旅―Viña del Mar ⑬

Viña del Mar : ヴァルパライソから列車で5分程のところに岩場の海岸のある町ヴィニャデルマルあります。前日のパーティで甘いカクテルを飲んだので私は頭痛が酷くなっていましたが、その町まで列車で出かけることにしました。 ホテルから駅に行くために丘…

2019年末チリの旅―Valparaiso ⑫

カラフルな落書き: アタカマ砂漠からサンチャゴへローカル線で戻り、空港から予約しておいたタクシーでヴァルパライソへ向かいました。ハイウェイを通っている間は良かったのですが、ヴァルパライソの街に入った途端、タクシーの窓からみる景色は気持ちの悪…

2019年末チリの旅―宿の猫リリィ⑪

テレサさんは猫を1匹、犬を2匹飼っていました。猫の名前はリリィ。リリィは夜しか現れなかったので暗くて顔も毛の色もよく分らず仕舞いでした。毛の色は多分サビ色だと思います。リリィが最初に現れたのは3日目の夜でした。夜、外は冷えるので毛布を掛け…

2019年末チリの旅―星空 ⑩

宿の星空: アタカマの最終日に予約してあった星空ツアーが曇り空のためキャンセルとなり期待していた星雲を見ることができなかったのは残念でした。 それでも毎夜、宿の庭の長イスに寝そべってオリオン座の光る星空を相棒と二人で眺めて過ごし、6日という日…

2019年末チリの旅―Termas de Puritama ⑨

Termas de Puritama プリタマ温泉: 少し遅く行ったためか、雨が降ったためか分りませんが、風も強くて寒かったです。この温泉は、あるホテルが管理しているそうですがロッカーの鍵は殆どが紛失していて管理のずさんさを感じました。貴重品などは上のパーキ…

2019年末チリの旅―Valley de la Muerte と The Pukara de Quitor ⑧

Valley de la Muerte 死の谷: 最初は Valley de la Mars(火星の谷)とか呼ばれたようですが、誰かが Mars を Muerte と間違えてからそう呼ばれるようになったとか。ホントに何もない、火星のようにただ赤土のあるところです。砂の上をスケートボードする人…

2019年末チリの旅―Laguna Baltinache ⑦

Laguna Baltinache: 塩の湖 宿主のテレサさんに「塩の白と水のブルーのコントラストがきれいな所。ガイザー(間欠泉)の近くの温泉は混雑するけれど、ここは空いている」と教えられて見に行きました。 延々と続くガタガタ道を車で走り、ただ平たい土が広がる…

2019年末チリの旅―Laguna Chaxa ⑥

Laguna Chaxa:フラミンゴの湖 翌日はフラミンゴを見に行きました。この塩辛い湖にはフラミンゴの餌となるCaracoles (巻貝)がたくさんいるのだそうです。赤エビを餌とするフラミンゴはピンク色ですが Caracoles は色素がないので丹頂鶴のような色のフラミン…

2019年末チリの旅―Valle de la Luna ⑤

Valle de la Luna: Apachetaの宿を軸にして最初に訪れたのは Valle de la Luna(月の谷)と呼ばれる塩の砂漠。行って見れば、なるほど月面を思わせる地形です。少し写真を貼り付けます。 白く吹いているのは塩です。触るとバリバリ崩れます。 3人のマリア…

2019年末チリの旅―サンペドロの町外れの宿 ④

Apacheta Catamara Desert Lodge: 私たちの宿は少し毛色の変わった所でした。町の中でなく少し外れた広々とした土地の中ほどにありました。何もないところに目立たないようにあるステキな宿でアドベ造りがとてもチャーミングでした。部屋数も今はたった3つ…

2019年末チリの旅―アタカマ砂漠の町サンペドロ③

レンタカー アタカマ砂漠のカルマ空港ではレンタカーを予約しておきました。砂漠の凸凹道を鑑みて四駆にしましたがこれは正解でした。カウンターの人は英語を話しますが、車のところで説明してくれる係の人は英語は出来ず、私たちが分かるものと決めつけてス…

2019年末チリの旅―サンチャゴ②

川の南側のサンチャゴ: サンチャゴの街には東西に川が流れていて、川の南側は荒(すさ)んだ貧困層が目立ち、この国の政府の堕落がありありと感じられました。私たちの宿はこの南側にあり、貧困層から少し離れた繁華街近くにありました。ホテルはしっかりした…

2019年末チリの旅―はじめに①

旅程をぼやかした理由: 今回、行く前に旅先や日程をぼやかしたのには理由があります。最近のレフティストは何の影響力もない私たち一般市民に対しても嫌がらせをするようになりましたので、出かける前にブログで予定を伝えると、どこで何をされるか分からな…

ジョージの流れ星

このブログは全て私事のようなものではありますが、さらにまた私事なることを記しておきたいのでご了承ください。旅の途中で訃報にあってしまいました。 数日アタカマ砂漠で砂ぼこりになっていたクリスマスの頃、宿に戻ってWiFiを使うことが出来た相棒が、銀…

ただいま

今朝早く4時過ぎ頃戻りました。機内では足を伸ばすことが出来ず、何度もウトウトしては目を覚ましていたので、帰宅してベッドで足を伸ばすことの自由さを貪り、ドタンと寝直しました。 恐ろしく早く年が明け、またこの年もサッサと過ぎて行くことと思います…