ユタ州南部の日常

ユタ州南部での隠居生活

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

一進二退の義母

日曜日、ハリケーンが通り過ぎたあと散歩がてら西から東まで歩いて義母のいるリハビリセンターまで行ってみました。セントラルパークを横切る道路が車両通行止めになっていたので、こんな機会は二度とないとばかり、道路の真ん中を歩いて行きました。嵐の過…

アイリーン

ニューヨークはここ数日、アイリーンに慌てふためいています。アイリーンという女の子、じゃなくてハリケーンです。アイリーンは今フロリダ北部からジョージア州に北上してきていて、明日土曜日の夜にはニューヨークに来るそうです。海沿いの地区はすべて避…

皮肉な喜び

昨日、ポテトパンケーキを焼いて義母に持って行ったら、美味しそうに大きなのを二枚も食べてくれました。入れ物の蓋を開けると香ばしい匂いがします。「おいしいね。誰が作ったんだろう」と義母は言います。私が作ったんですよ、と言って蓋を開けたのに、ま…

義母との半日

この書き込みも長いですが切り分けはしません。義母がこの7月半ばに骨折してからずっと、相棒と二人で、病院とリハビリセンターへ毎日訪れていました。相棒の場合、クライアントに対し責任重大な厳しい仕事なので、ただでさえ時間がないのです。睡眠時間を減…

レビー小体型認知症 (2) 義母の場合

自分勝手: 義母は5、6年前からパーキンソン病患者のようにチョボッチョボッと歩き、歩幅が非常に狭くなっていました。またフォークを持つ手がブルブル震えるようになりました。自分の置かれている状態と周りの環境とを関連付けられず自分勝手になりがちで…

レビー小体型認知症 (1)

この書き込みは少し長くなりそうなので切り分けて載せます。老人と接触のない人や若い人には面白くない話であることを前もってお断りしておきます。私は、義母の認知症について少し気になったのでウェブをブラウズしてみました。すると『レビー小体型認知症…

バージニアの地震?

今日、午後二時ごろ、東海岸沿いに地震があったそうです。私は自宅(マンハッタン アップタウン西)に居たのですが揺れはぜんぜん感じませんでした。相棒はオフィス(マンハッタン ミッドタウン東)の12階で、少し揺れを感じたそうです。震源地はニューヨーク…

友の身をかばうリス

このビデオはかなり前に見たものなのですが、また見て感心度が変わらなかったので紹介します。犬や猫だけじゃなく、リスもそうなんですね。死んでいるのは伴侶だったのかも知れません。小さな体で健気にギャングのような大カラスを追い払ってます。カラスが…

みないで!

爪が引っかかっちゃった、と言えばそれまでですが、なんか人間臭い仕草をする猫ちゃんです。 http://www.youtube.com/watch?v=bCAZPHGP-VI

病室の義母(3)

三日前、義母があのように元気だったのはモルフィネを投与されたからだと分かりました。担当医によると、義母が極度の鬱状態になったため三日前は鎮静剤とモルフィネを投与したとのことでした。あの様な躁状態になったのも当然です。二日前は躁状態と言うほ…

病室の義母(2)

きょうは洗濯に時間がかかり病院に行くのが遅れました。病院へ着くと仕事を早く切り上げた相棒が先に来ていました。凄く辛い顔をしています。私がいない間に義母がまたワガママをしたようです。義母はとみると、周りなど全く関知しない様子で一人で喋りなが…

病室の義母

今朝、義母は救急室から病室に移されました。昨日と打って変わって大変落ち着いています。目付きが優しくなっているのです。こんなに優しい義母の目をみたことがありません。若くて綺麗なアジア人の看護婦、べバリーさんがやって来て「私の名前を憶えていま…

救急室の義母

最近、義母の老いに加速度が加わり、種々問題が頻繁に起きるようになりました。昨日朝、リハビリセンターから「急遽、義母を病院に運んだ」という電話が入りました。義母は数日前から、午後になると朦朧として訳の分からないことを口走るようになっていたの…

落差でした

下欄で私が意味したのは「格差」でなくて「落差」でした。もう40年も日本語から離れているので、使う言葉もいい加減になります。あしからず...

格差

相棒の職場のボスは、相棒の40年来の親友でもあります。その親友の娘さんが婚約しました。昨日はその婚約パーティがありました。娘さんはとても綺麗で可愛らしく、お父さん似で心も大変優しい人。婚約相手の青年は有能な弁護士の卵で、一見プリンスウイリア…

アバタもエクボ

今、アダモの Notre Roman 聴いてました。 45年前、私がアダモに憧れていた頃は、あのハスキーな声や小鳥のさえずりのような発音は勿論、背の低いのも、ちょっと猫背なのも、髪がチリチリでサイドバーンがボサボサなのも、前歯の中央に少し隙間があるのも、…

ナマケモノ(2)

「なぜニワトリが道路を渡るのか?」というトンチ問答がありますが、「なぜナマケモノが道路を渡るのか?」の方がハムレットの生きるか死ぬかの問題より問題です。何やら...辺りが...騒がしく...なってきとるが...アレレ! と思っているうちに向…

ナマケモノ

「神様も冗談好きだ、カモノハシなんか造るんだから」という英語の言いまわしがありますが、ワタシャ、神様がナマケモノを造ったことの方が不思議です。このビデオのナマケモノは道路を無事渡り終えましたが、自殺行為に近いです。このノロノロ動きのため、…

ゲームする猫

また「どっちだゲーム」する猫のビデオを見つけました。前に紹介したのは英語圏の猫でしたが、今度は日本の猫です。もっと以前に、3種類の餌の袋を1つ1つ見せられて、どっちの餌にする?と訊かれた猫が、コレッと前足で1つを選ぶビデオを紹介したことがあ…

所変われば品変わる

相棒のスネに、何年も前から直径3センチぐらいの丸い赤い痣が出来て、それがだんだん悪化してしまったので、半年ほど前に皮膚科でそこを切除してもらいました。それから毎日朝晩2回ガーゼを取り替え、オキシフルで殺菌して塗薬(処方箋薬)をつけるという傷…

反面教師

やはり薬に頼ってはダメでした。ビュプロピオンの即効に糠喜びした私たちですが、数日前から義母は「泣き喚く日」と「静かな日」を交互に繰り返すようになりました。昨日、義母の部屋へ入ろうとすると同室の隣のベッドの老婆の娘さん(といっても60過ぎの人で…

モンクスフッド (セイヨウトリカブト)

英国デイリーメール紙に載った話。英国のアボットホール公園は子供たちの遊び場。そこに猛毒植物モンクスフッドが植えられていたそうです。毒は根にあり、昔は薬用に使用されていたらしいです。毒に触っただけで肩までしびれ、食べれば人間も死に至る、とか…

自覚の出てきた義母

ここ数日、見舞いに行く度、義母は静かです。「少し歩いたかね?」と相棒が訊くと「うんにゃ、痛いから歩けない」という義母の返事。しかし、フィジカルセラピストによると、義母は10歩ほど歩んだそうです。 「食事は美味しくなったかね?」と相棒。「まあ…

簡単なデザート

偶然、簡単なデザートが出来ました。しばらく前に買ったフジリンゴで美味しくないのが1個ありました。それを1センチ角のサイの目に刻んでコップに入れ、その上にクルミの刻んだものを入れ、黒砂糖とシナモンを散らしてギュウッと上から押しつけて重しのよ…

ベイビイドール

英国ノッティンガムでの話。暑い日、ある店先に停めてある車の中に赤ちゃんが置き去りにされているのを見つけた人が警察へ通報しました。警官がドアを壊して赤ちゃんを救助したのですが、それが赤ちゃんそっくりの人形であることが分かりました。リボーンド…

刺青

夏なので肌が出ているせいか、最近、こちらで、若い女の子が刺青しているのを見かけることが多くなりました。昔は、水兵さんかヤクザか水商売の女性ぐらいなものでしたが、今はトレンドのようで、水商売でないような女性が刺青しています。自分から刺青する…